銀鼠と柿色の朝

 

今年最強と言われる師走寒波がやってきました。気圧配置は西高東低で教科書に書いたようなはっきりした冬型の気圧配置になっています。この寒さは明日までで、徐々に冬型が崩れていきます。今朝の日の出は6:48。日の出直後の里山の風景です。畑は霜で一面に真っ白。この情景を「霜畳み」と言います。その畑の背後には雑木林があり、枯れ葉に朝日が当たって、「茜色」とか「柿色」に染まる不思議なコントラスト。これは冬ならではの光景です。日本人は、古の昔から、現代に至るまで深く生活の中に息づいた日本特有の色彩感覚を楽しんできました。それが俳句の季語になったり、日本の伝統色として伝えられてきました。因みに背後の色は秋の色で「茜色」や「柿色」と言います。そして畑は冬の色で「銀鼠」(ぎんねず)と言います。

| 17:40 | 投稿者 : ushiku |
鎮守の森がまた一つ消える

 

新地の鎮守の森が消えようとしています。正面奥が稲荷神社ですが、その参道がごらんのような姿に変わりました。宅地に変わるのか? それともソーラー発電所? この付近は最近大きく変貌を遂げています。スギ、ヒノキや雑木の林が手入れされずに、放置された「荒廃林」となっていました。ここは東林寺城址に隣接する場所で歴史的にも価値ある場所ですが、乱開発に晒されています。歯止めはかからないのでしょうか? 放置された荒廃林の再利用という名目は一見ごもっともという感じがしますが、歴史的価値のある場所が消えていくことに驚きを禁じ得ません。

| 17:40 | 投稿者 : ushiku |
美しい里地・朝日の演出

 

今日は移動性高気圧に覆われ、北日本を除いては比較的安定したお天気になりました。牛久では快晴の日の出でした。日の出直後(6時50分)の農地で美しい光景を見つけました。マルチ栽培のドームには光の強弱によってプリズムのような、美しい色の変化がありました。この時刻は光の色温度が弱いため、光の当たっている部分と陰の部分で色の大きな差が出てきます。そして、その先には朝日に染まる雑木林が茜色に染まっていました。これは数分の出来事でした。

| 19:15 | 投稿者 : ushiku |
イチョウの葉を敷き詰めた農道

 

年末寒波の襲来で、今朝の気温も氷点下2度まで下がり、稲荷川や調整池の一部は凍結しました。今年の黄葉(紅葉)はほぼ終わり、最後まで残っていた落葉樹のイチョウもすべての葉を落としました。里山の一角で黄金色に輝く農道がまぶしく感じました。

 

 

| 18:15 | 投稿者 : ushiku |
師走寒波がやってきた

 

とうとうやってきた師走寒波第一号。本格的な冬がやってきました。畑は霜で真っ白。今日の天気図を見ますと、細く縦に伸びる等圧線、はっきりした西高東低の気圧配置になっています。北海道や東北地方で大雪。山陰や中国地方で初雪が観測されました。この寒さは師走に入って初めての寒波ですから、暮れも押し迫った感じがします。昨日ホームセンターに買い物に行きました。すると、店頭では、お正月の松飾りが山になっていて、多くの方々が買って行かれました。これを見ていて、ああ、今年も暮れていくんだなあとしみじみとその光景を眺めていました。13日は、「お正月事始め」です。そろそろ新年を迎える準備をしなければなりませんね。

| 15:49 | 投稿者 : ushiku |
西高東低の季節がやってきた

 

昨日の二十四節気「小雪」を迎え、早速、寒波がやってきました。小雪を過ぎると、木枯らし一号や、北国からは雪の便りが届く季節に入るとされています。早速、関東では今年一番の冷え込みになり、畑は霜で真っ白。陽が昇ってからも、暫く放射冷却で地霧が発生し、幻想的な光景が見られました。今朝の気圧配置は緩やかですが、冬型の西高東低の気圧配置になっていました。この気圧配置はすぐに解け、日本列島を移動性高気圧が覆い、穏やかな一日になりました。

 

| 17:03 | 投稿者 : ushiku |
落花生農家の農繁期

 

天候不順で、落花生の脱穀も一休み。最近「落花生ぼっち」と言われる「ぼっち積み」がが少なくなってきたような気がします。落花生ぼっちは稲の「小田がけ」同様、日本の原風景のような気がしますが、効率重視になってきたのではないかと思います。牛久周辺の落花生品種は「ナカテユタカ:煎り莢用の中生品種。千葉半立と比べて収穫時期は2週間程度早く、収量は約2割多い品種」という品種が多く、他にも「千葉半立:煎り莢用の晩生品種。食味が良いことが特長」「おおまさり:ゆで豆用の極大粒品種」などが有名です。落花生の生産量は千葉県がダントツで1位。2位は茨城県です。

| 16:53 | 投稿者 : ushiku |
霜降り月がやってきた

 

このところお天気は長続きしません。北海道では記録的に遅い初雪の便りが相次いでいます。今日の気圧配置は、北海道に低気圧、本州は移動性高気圧に覆われ、明暗が分かれました。11月の異称でもある「一陽来復」とは、春が来るという意味と、ようやく運が向いていくる二つの意味があります。11月を霜月と呼ぶようになってきたのは、霜が降りる月だからという説が有力ですが、本来は霜降り月であったのが、「降り」が省略されて「しもつき」になったようです。今日の牛久は午前6時には摂氏5度と今年最低気温を記録しました。そして、本格的な霜で、畑は「霜だたみ」(一面に霜が降りたのを霜だたみ)となり、畑は真っ白でした。今週末には冬将軍がやって来そうで本格的な冬に突入します。

| 17:32 | 投稿者 : ushiku |
文化的景観に登録したい「落花生ぼっち」

 

立冬を過ぎ、例年ですと木枯らしが吹き始める時期で、木枯らしに当たったぼっちは乾燥して甘みを増すといわれていま。今年は暖冬といわれていますので、木枯らしはまだまだ期待薄です。脱穀の時期まではもう少し時間がかかりそうです。しかし、落花生ぼっちの光景は、稲の小田がけと並んで、日本の原風景かもしれませんね。この光景を文化庁に申請して文化財の種類の中の「文化的景観」として申請する価値があると思うのですが。

| 17:53 | 投稿者 : ushiku |
増殖するソーラー発電所、このままで良いのか?

 

「増殖」を続けるソーラー発電所。化石燃料に変わるエネルギー源として注目されていますが、野放図に拡大することの心配が各所で広がっています。設置が簡単、場所があればすぐにでも設置できるということなのでしょう。特に高齢化に伴い休耕地、荒廃林が拡大、この土地を狙って業者が食指を伸ばしています。ソーラー発電所の設置が拡大することで、地球温暖化に対する大きな貢献だとして、増大(拡大)は当然とばかり、無計画な設置が進んでいます。特に農村部のソーラー発電所の設置が進んでいます。しかし、場所があるからと野放図に設置することで、自然環境の破壊が急速に進んでいます。「里山」と呼ばれる地域は、「ムラ・ノラ・ヤマ」という三拍子がそろった場所が里山と言われている地域です。そして、「ヤマ」とは、平地林、雑木林を指します。この環境は、今から6000年ほど前、縄文時代にそれまで地球上を闊歩していた大型動物、マンモス、ナウマン象、ヘラジカなど大型動物が地球の温暖化で食物としていた植物が消滅し絶滅しました。そして、これらの大型動物を食料としていた人間の食料が枯渇。その時、温暖化によって、ブナ科(ブナ、クヌギ、コナラ、クリなど)植物が地球上に出現しました。この時、動物同様食物を失った人間がこれらの堅果(ドングリ)を食料として見いだし、人間は絶滅を免れました。この二次自然は数千年前から脈々と受け継がれてきた日本固有の自然で、原生林の一次自然に対して、里山の自然を二次自然と呼びます。この二次自然でしか生息できない動物、昆虫、植物は、里山の貴重な環境が無くなることで、日本の自然生態系は壊滅するかもしれません。写真の発電所は、某地区の大規模発電所ですが、それまでは荒廃林でしたが、そこに多くの小動物も生息していたはずです。しかし、突然発電所が建設されると、行き場を失った小動物が隣地にある、某研究所の研究用圃場を荒らすという事態が発生しました。生き物たちも植物も行き場を失ってしまったのです。ソーラーも大切ですが自然環境を破壊させない工夫も必要です。

| 17:52 | 投稿者 : ushiku |