稲荷塚古墳今年最後の輝き

 

城中町の牛久城址のすぐ脇にある前方後円墳「稲荷塚古墳」の彼岸花が満開になりました。この場所は、河童の碑から200mほど離れた場所です。天正年間には牛久城の城内にありました。現在の残存する城の外周の土塁の線上にあります。この付近には古墳と古代遺跡の他、天正時代の岡見氏(天正18年(1590)落城)の居城牛久城の土塁、空堀が残されています。

この稲荷塚古墳の真裏には、愛宕山古墳(円墳)があり、更に北側には岡見氏の後に下野国から移封となった牛久城主・由良国繁の母、妙印尼の眠る得月院があります。そして、得月院から北東方向には、昨年末に発掘された巨大な「山王前遺跡」、その西に「小馬様台遺跡(古墳)など、この周辺は埋蔵文化財の宝庫です。

| 19:36 | 投稿者 : ushiku |
牛久沼うなぎ放流

 

今日は午前中秋晴れに恵まれて、牛久市主催の牛久沼の恒例行事「牛久沼うなぎ放流・自然観察会」が行われました。牛久沼家庭排水浄化推進協議会、牛久ロータリークラブ、牛久沼漁業協同組合の協力の元、約二時間のイベントとなりました。庄兵衛新田町の護岸から、約30cmほどの稚魚750匹が参加した小学生の手で放流されました。「元気に帰ってきてねー」と子供たちの声がこだましました。放流された稚魚は、約一年牛久沼で大きく成長すると八軒堰の魚道から小貝川・利根川・太平洋に出て日本海溝付近まで、数千kmの旅に出ます。そして、再び牛久沼に戻ってくる頃には、牛久沼の水質が少しでも改善していることを祈りたいと思います。放流の行事の後、自然観察会です。今度はNPO法人うしく里山の会の5名のスタッフによって四グループに分かれて城中地区の自然観察を行いました。特定外来生物の「アアレチウリ」の繁殖も確認され、水質とともに、丘の環境破壊も進んでいることが気になりました。

| 17:35 | 投稿者 : ushiku |
陸に這い上がる川霧

 

午前6時39分、気温17度と冷え込みました。放射冷却で川霧がも立ちこめ、土手の上に川霧が昇る珍しい光景です。放射冷却とは、夜間の放射冷却によって発生する霧。秋など高気圧圏内にあって雲の少ない夜間、10μmくらいの長波長放射によって地面が冷え、地面に接した気層の温度が露点温度近くまで低下して霧が発生する現象です。この場合上空に気温の逆転層があり、微風が吹いていることが条件となります。日の出後間もなく消滅します。右側の川は稲荷川です。

| 18:01 | 投稿者 : ushiku |
昔懐かしい田の畔豆

 

稲刈りの終わった田んぼの畦に一列に見えるのは、[畦豆](あぜ豆、田のくろ豆)と言い、田の畦に大豆を植えた光景です。

田んぼの畦で作られていた大豆「田畦「たのくろ豆」に由来しています。大豆は土の栄養分をたっぷりと吸収してしまう為、大豆を植えた50cm位の近さの稲の収量が減る為、生産が行われなくなった豆です。機械化前の田んぼは毎年畦を土の入れ替え(塗り直し)をしていた為、連作も出来ていた豆で、昔の栄養食でした。現在、田んぼで見かけなくなりました。これを植えると畦道の除草を機械で出来ないのと稲の収量が落ちるからだそうです。ここでも、日本の原風景が失われようとしています。この場所は稲荷川土地改良区です。

| 19:11 | 投稿者 : ushiku |
ここにも台風15号の爪痕?

 

ここは城中町の「牛久沼かっぱの小道」です。木道の左側、沼の畔には前方に見えるように、柳の古木が手前方向に何本も並んでいました。しかし、サッパリしすぎにはビックリです。切り株もあることから、先日の台風15号で何本か倒れてしまったのかもしれません。ここには木道の両側にマルバヤナギという柳の河畔林がありました。この柳が5月中旬になると、綿毛の種子が空中浮遊します。その光景は市内ではここだけ。この情景を「柳絮の舞い」(りゅうじょ)と言います。風が強いときは「吹雪」のような光景で、大変珍しい情景です。日本では、上高地が有名ですが、海外では中国の北京が有名ですが、猛烈な飛散によって、それを吸い込むことで気管支炎などを起こすことから公害扱いされています。牛久ではそれほどの量ではありません。

| 17:32 | 投稿者 : ushiku |
アヤメ園の株分けが最終段階に

 

牛久観光アヤメ園の株分けが最終段階にはいりました。3年ごとに株分けが必須な花菖蒲。全体の1/3づつを毎年株分けを行っています。6月末の花が終わってすぐ、厳しい作業がスタートします。今年は7月が冷夏・多雨で、作業が大幅に遅れてしまいました。その後、8月に入ると天候は回復しましたが、今度は猛暑です。熱中症に注意しながら、猛暑を乗り切りました。そして、9月、前半は猛暑が残りましたが、中旬になると、秋の気配が漂いはじめ、残るは1/5のみ。今月中には何とか完了する見込みです。アヤメ園の6月の開花は、このような地味な作業の結果からということを、多くの方に知っていただきたいですね。

| 19:34 | 投稿者 : ushiku |
台風15号の置き土産

 

台風15号の爪痕が各地に残されていました。牛久市観光アヤメ園のオアシスとなっていた、柳の古木です。台風の強風で樹冠部から折れてしまいました。この場所は風通しがよく、数年前にも写真の柳の手前にあった柳は根元から折れて、今では二本だけが残されています。日陰の少ないアヤメ園で唯一日陰になる場所でしたが、この柳もそろそろ寿命です。幹の数カ所に樹洞ができていて、先月はスズメバチの巣が見つかりました。

| 20:50 | 投稿者 : ushiku |
国道6号線牛久土浦バイパス建設工事その後

 

国道6号線牛久土浦バイパス「城中工区」の現況です。中央の幅100m、奥行100mほどの高台の部分が、昨年埋蔵文化財調査の行われた「山王前遺跡跡」(整理遺跡)です。その遺跡跡の奥側には根古屋川の橋脚が完成しています。道路はこの遺跡跡をどのように乗り越えるのか、それとも削るのか? 遺跡跡だけが高台でその両側は深い谷になっています。その手前の谷から手前側斜面(小馬様台遺跡)に工事が始まりました。写真手前側は私道城中田宮線大手門付近になります。

 

| 16:13 | 投稿者 : ushiku |
稲荷川でアオコが発生

 

稲荷川で再び「アオコ」が発生しています。アオコ(青粉)とは、富栄養化が進んだ湖沼等において微細藻類(主に浮遊性藍藻)が大発生し水面を覆い尽くすほどになった状態とその藻類を指します。 粒子状の藻体がただよって水面に青緑色の粉をまいたように見えることから、「青粉(あおこ)」と呼ばれるようになったようです。稲荷川の上流域はつくば市で、特に農村部の下水道普及率が低いことです。屎尿は川には流れ込まないでしょうが、生活雑排水の流出は現実に起きています。生活雑排水や化成肥料、除草剤なども河川に排水されることによって、リン、チッソ等によって、植物プランクトンや動物プランクトンの異常発生によって、富栄養化となりアオコが発生することになります。(三日月橋から上流遠望)

| 11:35 | 投稿者 : ushiku |
謎の黒い雛(その2)

 

この写真は当HP、8月19日(既報)でカラスの雛と報告しましたが、違っていたようです。訂正させていただきます。ネットでほぼ同じような雛を「カラス」と報じたある書き込みが炎上しています。カラスだ、いや違うと、そこで改めて調べて見ました。見つかったのが、「シロハラクイナ」の雛によく似ています。シロハラクイナとは日本では奄美大島以南で留鳥として生息していますが、近年、北に分布を広げており、各地で目撃され、繁殖記録もあるようです。ただし目撃情報は静岡県止まり(日本野鳥の会)。全長:33cmほど、鳩よりも一回り大きい鳥です。水田、河川、干潟の草やマングローブのしげったところを好みます。食性は雑食で、他のクイナの仲間と同じように歩きながら、地上に生息する昆虫や小動物・穀類等を食べます。名前の通り、顔から腹にかけて純白で綺麗な鳥です。この雛が写真と同じでした。もし、この鳥がシロハラクイナであったとすると新発見です。絶滅が懸念されている南の鳥が牛久で見つかったということになります。近いうちに我孫子の鳥の博物館で改めて確認して参りたいと思います。


 

| 17:05 | 投稿者 : ushiku |