今年もコブハクチョウの雛が孵った

 

コブハクチョウの新しい家族です。昨年は稲荷川の個体は6羽の雛が孵りました。その他にも、牛久沼水辺公園(龍ヶ崎市)が3羽、つくば市の森の里で5羽と多産でした。そして、根古屋川の個体は抱卵していましたが失敗。牛久沼を取り巻く周辺各地で可愛い雛が見られました。今年は、稲荷川、根古屋川は失敗? 森の里はまだ情報がありません。

現在は水辺公園のファミリーが雛を連れて泳ぐ姿が見られます。牛久沼のコブハクチョウは風切り翅を切ることが原則ですが、足環がついた個体が一部だけ。風切り翅も切られておらず、県南各地に拡散しています。毎日4〜5羽の数集団が牛久沼から他の地域に帰っていくような集団の飛翔が見られます。生態系を乱す、水田を荒らす等々、多くの被害の声が聞こえてきます。数年前に牛久沼にもいた「カナダガン」が特定外来生物に指定され、全国に生息していた70羽ほどが環境省によって処分されました。外来生物法によって、カナダガンの二の舞にならなければ良いのですが。

| 16:25 | 投稿者 : ushiku |
柳絮の名残

 

柳絮の名残。今年は晩春にメイストームなど風の強い日が多く、マルバヤナギの花芽の大半を吹き飛ばしてしまいました。今年は期待できないと思っていましたが、残った綿毛が風に舞い、田んぼの中は真っ白になっていました。例年ですと、風のある日には牡丹雪が舞うような幻想的な光景が見られます。

柳絮とは、白い綿毛のついた種子であり、柳の播種時期である春に見られる現象です。早春の季語にもなっていますが、短歌や俳句ではあまり散見されません。しかし中国では柳が多いために、日本で梅や桜の開花を見るのと同様に一般的に見られる風景です。そのため漢詩の題材として使われることが多く、和漢詩でも短歌などに比べて多く使われる傾向があります。

| 16:34 | 投稿者 : ushiku |
公共工事の犠牲になる自然景観

 

このところ五月雨(さみだれ)状態が続いていました、やっと青空が見えてきました。市内唯一の清流「根古屋川」の風景は間もなく変わろうとしています。右手の工事中のところは、国道6号線牛久・土浦バイパスの起点です。工事は進んでおり、何れ、写真中央は右から左にコンクリートの橋が架かり、この景色は大きく変わるでしょう。この場所は多くの自然が残されており、一番(ひとつがい)のコブハクチョウのテリトリーになっていましたが、ここ数年、工事などで、騒がしくなり雛の誕生は途切れたままです。

 

| 18:01 | 投稿者 : ushiku |
早苗が喜ぶ緑雨

 

ゴールデンウイークが終わり、市内の田植えはほぼ終わりました。田植えが終わってすぐ、「緑雨」となりました。緑雨とは、新緑に降る雨、目にも美しい若葉をしとしとと濡らす優しい印象があり、これを「緑雨」と言います。

今日は午前中曇りでしたが、雨はなく、午後2時過ぎから本格的な雨になりました。そして、うっすらと霧が出て、まさに梅雨の情景でした。今日の気圧配置を見ますと、日本列島を覆う前線がまるで梅雨の最中のようでした。今日、奄美地方は梅雨入りが宣言されました。いよいよ本格的な梅雨が近づいています。(写真は城中地区です)

| 17:45 | 投稿者 : ushiku |
今年の柳絮は見られない

 

牛久沼の初夏の風物詩「柳絮」(りゅうじょ)が今年は見られません。柳絮とは、河畔林の「マルバヤナギ」の綿毛が5月の初めに風に乗って浮遊する景観を「柳絮」と言います。まるで空中は雪が舞うようで、地面は雪が降ったように真っ白な光景になります。ところが、今年は桜の季節から風の強い日が多く、サクラと同じ頃咲き出す花芽の大部分が落ちてしまいました。現在のマルバヤナギのある「うしく沼かっぱの小径」(写真両側の木)の木道がこの通り、普段と変わりません。例年は木道は真っ白になっています。右の写真は僅かに残された花穂の綿毛で無残に落ちていました。上高地のケショウヤナギの柳絮は殊の外有名です。

 

| 16:21 | 投稿者 : ushiku |
北へ帰れなかった一羽のユリカモメ

 

当HP、4月22日掲載のユリカモメが北へ帰りました。22日には、40〜50羽が牛久沼に居ました。そして、日本国内では見られないはずの黒頭巾と黒くなりかけのユリカモメでした。黒頭巾はユリカモメの夏羽です。日本には5月前に北帰行しますので、夏羽は見られないと言うことですが、今年は北帰行が遅れたのでしょうか。22日から8日が経過し、写真の一羽だけが牛久沼に残されていました。餌が十分ある牛久が良いと渡りを止めたのか、それとも、牛久沼も広く遠征して戻ると仲間が居なかったと言うことなのかもしれません。冬の間牛久沼は冬鳥で賑わいました。オナガガモ、ハシビロガモ、コガモ、ヒドリガモ、カワウ、カイツブリ、カンムリカイツブリ等の他に牛久沼を塒とするコブハクチョウ、シナガチョウ、カルガモ等でごった返したと言う賑やかさでした。今は、コブハクチョウ、シナガチョウ、カルガモ、写真のユリカモメ一羽だけです。

| 16:10 | 投稿者 : ushiku |
ハナショウブの花期は後一月後?

 

牛久市観光アヤメ園の花期が近づいています。昨日「アヤメ」が咲きだし、これから次々と花が咲き出しますが、しんがりのハナショウブは後一月先になります。今年はサクラもフジも例年よりも早いため、ハナショウブも早く咲き出すのかもしれません。ハナショウブよりもやや早く咲き出す、ユリ科の「アルストロメリア」(ユリ科でニッコウキスゲに似ている)も株が大きくなって来ています。既にスイレンも咲き出していますので、アヤメ園の花期はすぐそこまで来ています。アヤメ園では連日除草作業が続いていますが、綺麗なハナショウブを見て頂くための地道な作業が続いています。

| 20:29 | 投稿者 : ushiku |
アヤメ園の花期が始まった

 

牛久観光アヤメ園でアヤメ科の季節が始まりました。最初に開花したのは「アヤメ」です。アヤメ科には、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブがあります。アヤメは乾燥気味の畑で生育するブルーの小さな花で、中央に綾の目がある模様が特徴です(写真)。次に咲き出すのは「カキツバタ」です。カキツバタは水辺に咲く濃い紫の花で、花びらの中央が帯状の白い線があります。そして真打ちは「ハナショウブ」です。6月の梅雨入りの時期に咲き出すカラフルで大きな花、原種のアヤメの品種改良で作られたハナショウブは湿ったところが好きで、花びらの中央が黄色い線があり、カキツバタやアヤメと異なるところです。

牛久観光アヤメ園は、季節毎の花で飾られます。4月(サクラ、フジ、アヤメ)、5月(アルストロメリア(ニッコウキスゲに似ている))、6月(ハナショウブ、アジサイ)、7月(オニバス、ヒシ)、8月(スイレン)、9月(ヒガンバナ、ハギ)等々、季節毎の花をお楽しみいただけます。

| 18:48 | 投稿者 : ushiku |
黒頭巾のユリカモメ

 

北帰行前のユリカモメの姿です。冬羽はほぼ真っ白でしたが黒い頭巾を被ったような姿になりました。これは4月〜5月頃から始まる夏羽です。写真は夏羽に移行する過程で、斑模様になっています。

ユリカモメはアジアやヨーロッパなどのユーラシア大陸の国々の殆どで見る事ができるカモメ科の鳥で、沿岸部や内陸部など様々な場所で生活しています。ユリカモメは赤褐色の長い足と胴体部分は白っぽい色をしていますが、翼の部分が淡いグレー、尾の部分は黒くなっています。また、夏羽と冬羽とで頭部の色が大きく異なります。しかし、ユリカモメは冬になると日本列島にあらわれる冬鳥である為、夏羽の個体を国内で見る事は基本的にはないと言われています。確かに、この夏羽の姿をこれまでに見たことはありませんでしたが、今年初めて見ました。これも異常気象(暖冬)のせいなのか、食料の豊富な牛久沼に居座るためなのでしょうか。これから観察を続けたいと思います。

| 17:20 | 投稿者 : ushiku |
コブハクチョウの抱卵が始まった

 

牛久沼周辺の数カ所で、コブハクチョウの抱卵が始まりました。昨年は三箇所で12羽(森の里4羽、水辺公園3羽、稲荷川5羽)が孵化しました。抱卵から孵化、そして、子育ての微笑ましい光景が今年も見られそうです。しかし、複雑な問題も潜在しています。5月以降に孵化して、子育てが始まると、地上に上がり、畦のシロツメクサを食べるのは問題がありませんが、田植えの終わった水田に入り込み、早苗を食いちぎるような光景が見られます。農家では川縁にネットを張り上陸できないような対策をしています。

そして増えすぎることの懸念です。農作物に被害を与える、人間に危害を加える等、更には、生態系に大きく影響を及ぼすなど、環境省でも問題視しています。数年前にカナダガンという大きなガンカモ科の鳥(牛久沼にも1羽)が外来生物法の特定外来生物に指定され、全国の17羽のカナダガンは全て処分されました。牛久沼から生息域を拡大するコブハクチョウもこのような事にならないよう、コブハクチョウを管理する龍ヶ崎市に警鐘を鳴らしたいと思います。

| 17:21 | 投稿者 : ushiku |