卯の花の匂う頃

 

五月雨が続き「若葉寒」が続きましたが、お天気はやっと落ち着きました。この時期に野山や川辺に自生し、庭や垣根にも植えて親しまれているユキノシタ科の落葉低木である「卯木の花」が満開です。幹が空洞になっているので「空木」と記すこともあります。「卯の花」は陰暦4月、陽暦では5月に咲くため、初夏の季語になっています。五弁の真っ白い小花が集まって咲く風情は、可憐で印象深く、夏の到来を告げる花とされています。江戸時代には、4月8日に仏前や門口に卯の花を飾るのに風習があり、卯の花売りもいました。市内で空木が見られるところは、特に農村部の畑の境界に植えられているため「境界木」と呼ばれています。

| 17:24 | 投稿者 : ushiku |