要注意外来生物が脚光を浴びるかも

 

根古屋川の土手のシロツメクサの群落の中で、奇妙な雑草を見つけました。初めて見るもので、調べてみると意外な植物でした。名前は[ヤセウツボ](痩靭)と言い、地中海沿岸が原産地の帰化植物です。寄生植物であるために、葉は鱗片状に退化していて植物体に葉緑素はなく、褐色の腺毛が密生しています。寄生主にはマメ科などですが、シロツメクサなどに寄生し、寄生根で養分を吸収しています。環境省の要注意外来生物に指定されていますが、筑波大学の研究グループは、寄生植物ヤセウツボから取り出した物質が、アルツハイマー病の原因物質であるとされるタンパク質「アミロイドベータ」の凝集を抑える作用を持つことを発見したと日経産業新聞は報じました。どうにも役に立たない雑草が一気に注目されそうです。(ハマウツボ科ハマウツボ属)

| 16:51 | 投稿者 : ushiku |