はなみずき通りのハナミズキが開花

 

再び雨の一日になりました。二十四節気「穀雨」(4月19日)の時期ですから、雨が多くなるのはやむを得ません。この時期の雨を「紅雨」(こうう)と言います。農作物の豊作を占う成句に、「春小雨夏夕立ちに秋日照り」があります。農作物にとって、春の小雨は歓迎の雨です。作物を潤し、育てる雨を膏雨(こうう)などとも言います。この時期の雨にはみんな名前が付いています。草木の青葉に降る雨を「緑雨」。断続して降る雨を「春時雨」。菜種梅雨と言われる長雨を「春霖」と言います。間も無く初夏、草木や農産物にとって、この時期の雨は本当に大事な雨でした。はなみずき通りのハナミズキが咲き出しました。ハナミズキをアメリカヤマボウシとも言います。北米原産のミズキ科の落葉小高木。日本における植栽は、1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄が、アメリカ-ワシントンDCへソメイヨシノを贈った際、1915年にその返礼として日本に贈られたのが始まりです。5〜6月、葉に先だって4枚の大きな総苞片の中心部に黄色を帯びた小さな4弁花を密につけます。総包片は花弁状で白、淡紅、紅色など。果実は10月赤熟。花、実、紅葉といずれも美しく、街路樹や庭木として各地で栽植されています。

| 16:34 | 投稿者 : ushiku |