七十二候「鴻雁北」

 

今日は二十四節気「清明」の七十二候(次候)「鴻雁北」(こうがんきたへかえる)です。日が暖かくなり、雁が北へ帰って行く頃。青森県津軽地方に「雁風呂」(がんぶろ)という民話が残されており、春の季語になっています。秋に雁が海を渡って来るとき、海面に浮かべて休むため小枝を咥えてきますが、浜辺にたどり着くとその枝を落とします。次の春には同じ枝を浜辺で拾って北へ帰るはずが、浜にはまだ残った枝が。それは、冬の間になくなった雁のもの。浜の人は供養のため、枝で焚いた風呂を旅人にふるまったと言われています。村人のやさしさが伝わってくる素晴らしい民話ですね。写真は今朝の5時、西の空です。雁の群れは北に向かっているような気がします。飛んでいる鳥は雁かどうかは不明ですが、雁はV字編隊することで知られています。冬鳥は北へ帰り、夏鳥は続々と日本にやってきています。すでに燕を見かけました。

| 17:14 | 投稿者 : ushiku |