兵どもが夢の跡・牛久陣屋の名残

 

牛久陣屋跡付近に残る土塁です。牛久城址は戦国時代の城で、前面に牛久沼を配した難攻不落の城でした。しかし、天正18年に小田原北条氏が秀吉に滅ぼされると、この時小田原方であった牛久の岡見氏は、豊臣方の下妻の多賀谷氏に滅ぼされました。秀吉の天下統一で、牛久城は新田金山城城主だった由良国繁が牛久に移封。しかし、由良氏は二代で断絶。その後江戸時代まで廃城となっていました。慶長8年(1903)家康が征夷大将軍に任命され、徳川幕府がスタートすると、寛永5年(1628)周防の国出身の「山口重政」が牛久に移封、その後、寛文9年(1669)に二代藩主「山口弘隆」によって牛久城から離れた現在の河童の碑付近に陣屋を設け、牛久藩はここで政治を司りました。山口家は幕末まで12代に渡って牛久藩を統治しました。写真は陣屋付近を取り囲むように残されている土塁です。

| 17:42 | 投稿者 : ushiku |