雨水の朝・里山のモルゲンロート

 

今朝午前6時20分、稲荷川右岸の丘陵地に朝日が当たり、真っ赤に燃えていました。このような情景を、アルプスなどに例えると「モルゲンロート」とといいます。モルゲンロートとは、夜が明けきらない早朝に、東の空より一筋の赤い光線が山筋を照らし、山脈や雲が赤く染まる朝焼けのことをいい、山がもっとも美しく見えるときの一つです。語源はドイツ語で「Morgenrot」、直訳すると、モルゲン「Morgen」は「朝」、ロート「rot」は「赤い」を意味しています。

そして、今日は二十四節気「立春」の次の節気、「雨水」です。「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」(暦便覧)。地上にも、いよいよ陽気が発生し、雪や氷はとけて、雨や雪になります。七十二候(初候)にも、「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」です。あたたかな雨に大地が潤い活気づく頃。そして、忍び寄る春の気配に眠っていた植物が芽吹き始める季節です。この頃が、一番大地の息づかいを意識する時期で、多くの人が、春の鼓動を感じることができるのではないでしょうか。それでも三寒四温です。ゆっくりとやってくる春をしっかりと受け止めたいと思います。

| 17:45 | 投稿者 : ushiku |