神様の名を冠した橋

 

ここはひたち野牛久からすぐ隣の阿見町荒川本郷を流れる「乙戸川」に架かる「道祖神橋」です。この橋の南側には「北向道祖神」があり、地元の方々に大切に保存されています。そして、橋の名前に神様の名前を付けたのは珍しいと思います。道祖神とは、村落の辻や峠の境に祀られた路傍の神とされています。外来の邪悪なものをさえぎるという風に言われます。元は道教から生まれたという説もあるそうですが、神道やら仏教などさまざまな宗教に習合されなどして、実に身近な神として親しまれてきました。それ故、さえぎるという意味から広がり、厄除けや五穀豊穣、縁結びや安産と、いろいろな役割をになうようになった大変な神さまです。甲信越地方や関東地方に多く、とりわけ道祖神が多いとされる安曇野では、文字碑と双体像に大別され、庚申塔・二十三夜塔とともに祀られている場合が多いです。

| 18:17 | 投稿者 : ushiku |