番外編・徳川昭武邸

 

[番外編]今日は千葉県松戸市にある15代将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武邸に行ってきました。現在は戸定が丘歴史公園となっていて、松戸市が管理運営しています。明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物です。約2年の建設期間を経て1884年4月に座敷開きが行われました。増築を経て、現在は9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23に及びます。旧大名家の生活空間を伝える歴史的価値が、高く評価されています。江戸時代の大名屋敷の系譜上にありながら、徳川家が権力の座を離れたため、生活様式は大きく変化し、規模が著しく縮小しています。建物は大きく三つに分けられます。1) 来客や他家との交際に使う区画 2) 家族が暮らす区画 3) 職員のための区画です。各区画の性格に応じて、建物の構成や材木の質が異なっています。茨城県の常総市には豪農の「坂野家住宅」が知られていますが、戸定邸は旧大名の邸宅としては大変貴重なもので、特に徳川家の邸宅として唯一残されたものです。

| 19:48 | 投稿者 : ushiku |