実りと勤労への感謝の日

 

昨日の「小雪」(しょうせつ)を過ぎたばかりですが、冷たい時雨の一日でした。今日は、南の海上にある低気圧によって、太平洋側各地で記録的な雨量となりました。特に茨城県鹿嶋市では、11月としては観測史上1位の1300mmの降雨量を記録しました。この後、もう一つの台風27号崩れの低気圧の接近で、明日の日曜日も、午前中いっぱい雨の予報となりました。

今日23日は勤労感謝の日。戦前は「新嘗祭」(にいなめさい)と言いました。その年に収穫された新しい五穀を天神地祇(天地の神々)に供え、自らも食する祭祀です。宮中祭祀の一つですが、各地の神社でも行われます。五穀とは、米-麦-粟-豆-黍もしくは稗。神膳には、米、粟のご飯とお粥、白酒と黒酒を供えます。「嘗」(なめ)とは「饗」(あえ)のことで、神に食物をもてなすこと、または、神と一緒に食べる「神人共食」を意味します。起源は古く、「古事記」には天照大神がが新嘗祭を行ったと書かれています。ここまで書くと、宗教的な色彩が強くなりますが、「実りへの感謝」も「勤労への感謝」も、忘れがちな私たちですね。そういう意味でも、大切な日なのです。写真は田宮西近隣公園で、エノキの巨木から散る枯葉です。

| 17:10 | 投稿者 : ushiku |