上弦の月に近づく土星

 

今日は晴天に恵まれ、素晴らしい天体ショーが見られました。上弦の月に右上から近づく土星です。土星の没は8:58ですから、今まさに近づいているときです。そして月は上弦の月ですが、「夕月」とも言います。その月に薄っすらと丸く見えるのが「地球照」です。三日月の頃、注意深く観察すると月の影の部分がうっすらと見えることがあります。この現象を地球照といいます。太陽の光を地球が反射し、その照り返しが月の夜の部分を照らしているのが地球照です。照り返し位であんなに明るく見えるのだろうか?と不思議に思われるかもしれません。でも地球から見た満月でさえ眩しいくらい明るく見えています。では月から見た地球はどうでしょう。地球の大きさは月よりも4倍近く大きく、また大気があるために反射率もずっと高くなります。このため月から見た地球は、地球から見た月よりも75倍ほど明るく見えます。これだけ明るければ月の夜の部分を照らすことも可能でしょう。

| 19:33 | 投稿者 : ushiku |