仲秋にもの悲しく「蜩」の声

 

処暑が過ぎて、厳しかった夏もそろそろ終わりでしょうか。秋霖前線は南に遠ざかり、今日のお天気は何とか安定しました。このところ秋の深まりを強く感じるのは、ヒグラシの鳴き声です。蝉の中でも最も美しいとされる「蜩」の「カナカナ」と、もの悲しく鳴く声に思わず聞き入ってしまいます。まだ明けやらぬ早朝や曇りの日にも聞こえますが、日の傾いた頃に多く鳴くのでこの名があり、「かなかな」とも呼ばれます。蜩は、透明の羽を含めて4〜5cmほど、体は赤褐色、雑木林や杉林に生息します。日差しの弱くなってきた、仲秋にもの悲しく鳴くので秋の季語になっています。(道山古墳群にて)

| 15:06 | 投稿者 : ushiku |