フィトンチッドを浴びてストレスを解消しませんか

 

梅雨明け間近な牛久自然観察の森です。新録の季節から、あっという間に深緑の森に変身しました。季節は「晩夏」です。二十四節気の「小暑」の七十二候(次候)「蓮始開」(はすはじめてひらく)という季節になりましたが、本当の夏はこれからです。これからの森は、森林浴がすがすがしく感じる季節に入ります。森林浴とは、フィトンチッドの効果によるものであると言われています。フィトンチッドとはもともとロシア語からきており、フィトンとは「植物」、チッドとは「他の生物を殺す能力を有する」を意味しており、「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」と言うような意味になります。フィトンチッドとは植物から発散されるテルペン類等の揮発性物質であり、植物はその生命を維持するため、また自らの成長を促すために、フィトンチッドを幹や葉から大気中に放出しています。これを「森林気相現象」と言います。この揮発している状態のテルペン類等を浴びることを森林浴といい、最近ではずいぶんと私たちの中に定着してきています。今日、地球上の全植物から放出されるフィトンチッドの量はおよそ一億五千万トンにおよび、それは全世界の工場排煙や自動車排気ガスなどの6倍にも達すると言われています。こんな清々しい森においでください。

| 16:58 | 投稿者 : ushiku |