生態系や農業被害どう対処する?

 

牛久沼のコブハクチョウは自由気ままに行動しています。今日は、うしく沼かっぱの小径の木道脇で5羽の成鳥が羽繕いをしていました。5羽とも足環がついていました。ここに居ると言うことはパートナーに恵まれず、繁殖期でありながら、巣作りもできない個体だったようです。しかし、ここまで放任していて良いのでしょうか? 牛久沼のコブハクチョウは数十年前に国民公園協会(皇居のお堀を管理する団体)から某市が譲り受けた個体が増えたものです。その時の管理する条件は、風切り羽を切ることが条件だったと聞いています。しかし、現在の牛久沼の個体は風切り羽は全く切られていないため、茨城の県南に増殖しています。毎年10羽ほど孵化していますので増えるばかりです、このため農業被害も深刻化しています。孵ったばかりの雛を連れた親鳥が田んぼに入って田植えしたばかりの稲をつまんでしまいます。その他にも環境問題はいくつも報告されています。このままの状態ですと、平成27年1月28日に環境省によって全国に生息していた「カナダガン」を特定外来生物に指定し71羽すべて殺処分されました。牛久沼にも2羽がいましたが71羽に含まれています。カナダガンはシジュウカラガン(絶滅危惧1A類)との交雑による環境破壊が懸念されていました。国立環境研究所では、コブハクチョウを公表移入種として扱い、愛知県では放逐禁止。自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例が施行されています。

| 16:36 | 投稿者 : ushiku |