先人たちの深い思いを秘めた神仏

 

現代人には見向きもされない路傍の神仏の一つ、「月読尊」(ツクヨミノミコト)が農村の一角で見つけました。月読尊とは、日本神話に登場する月の神。伊奘諾尊(イザナギノミコト)の子で、天照大神(アマテラスオオミカミ)の次、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の前に生まれた。「つく」は月の古語、「よみ」はひとつずつ数えること。よって、この神の名は月齢を数える意とされます。『古事記』では月読命と書かれ、『日本書紀』には月夜見尊、月弓尊と書かれた例もあります。『古事記』に、この神が登場するのは、誕生してすぐに夜の国の支配を父に命じられる個所だけですが、『日本書紀』には、この話のほか、口から多くの食べ物を吐き出して饗応しようとした保食神をツクヨミが切り殺したために姉のアマテラスがひどく怒り、もう弟とは会わないといったのがもとでアマテラスとツクヨミ、つまり太陽と月とは時を隔てて空に出現するようになったという伝承です。牛久の農村部では、多くの神仏が見られます。月読尊の他、道祖神、庚申塔、月待塔、馬頭観音、水神等々。先人たちの深い思いを秘めた神仏をもっと大切にしなければなりませんね。

| 17:49 | 投稿者 : ushiku |