牛久陣屋門?

 

この門は市内某所の個人宅の門です。ネット等に「牛久陣屋跡」という記載があり、このお宅にお邪魔してお話を伺ってきました。写真や住所まで書かれていて、びっくりしていると言うことでした。城中の河童の碑前の牛久陣屋は明治維新後速やかに取り壊されたとされていますが、その時の陣屋門の材料をこちらに移築された可能性があります。ある文書によりますと、明治初期にこのお宅の先代が拝領したものとされています。牛久陣屋は牛久藩二代藩主「山口弘隆」(1万石)が寛文9年(1669)に構築されたものです。その後、文久3年(1863)に改築された陣屋門となっています。陣屋門の屋根は昭和30年代中頃に茅葺きから瓦に葺き替え。左右の塀も新しい材料にしたそうです。昔のままの材料は4本主柱(欅)のみとのことです。門構えは陣屋門の格式を保っていますので、牛久陣屋なのでしょう。さらに、この門が牛久陣屋門とされる所以は地元の方々がこの辺の地名を「陣屋」と言っているそうで、これが大字なのか小字なのかはわかりませんが、ここが本当の陣屋門であった証かもしれません。

| 17:36 | 投稿者 : ushiku |