寒さに耐えられる「ふくら雀」

 

日毎に春めいてきました。現在の暦の上での季節は、二十四節気「雨水」の七十二候(次候)「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)です。冬の間寒さを和らげるため、雀は丸々と太っているように見えます。しかも、個体差があります。この個体の違いはオスとメスの違いではありません。実は、冬の寒い時期になるとスズメに限らず鳥類は羽毛を膨らませるように逆立てる事で、中に空気の層を作り体温の低下を防いでいるのです。特に、このように羽毛を逆立てている雀は「ふくら雀」と呼ばれます。冬にスズメが膨らむ姿は古くから知られており、ふくら雀は冬の季語としても用いられています。また、「福来雀」という字があてられ大変縁起が良いとされています。

| 17:31 | 投稿者 : ushiku |