春の海終日のたりのたり哉

 

日本列島は複雑な気圧配置になっており、移動性高気圧が続々と通過すると思ったら、低気圧が割り込んできたり、目まぐるしく変わる天気に翻弄されそうです。明日は二十四節気「雨水」です。ここまで来ると、もう冬に逆戻りして欲しくないですね。立春以降の寒さは、冬が残していったものとして「余寒」と呼ばれます。もう2月も後半ですが、一旦退いた寒気が再び南下し、強い余寒を感じる日もあります。一直線に陽春に向かうわけではないというのもまた、春という季節の一つの特徴なのかもしれません。今日は気温もぐんぐんと上がり、午後には15度を記録しました。与謝野蕪村の俳句、「春の海 終日のたりのたり哉」は、春の海が、うららかな春の日の下で一日中ゆったりと寄せては返し、寄せては返しする様子を詠んだものです。​牛久沼で蕪村の句が脳裏をよぎりました。

| 16:42 | 投稿者 : ushiku |