コブハクチョウの兄弟、記念すべき再会

 

当HP(H31.12.11牛久沼)既報の続きです。稲荷川のカップルが5月に三羽孵化させました。孵化から三ヶ月くらいまでは家族仲良く暮らしていましたが、ある日雛の一羽が家族から離れて一羽だけ遠巻きにいる事が多くなりました。ある時、離れていた一羽が家族に近づこうとすると親鳥が威嚇して近づこうとさせません。この行動がしばらく続き、追い払われた雛は消息がわからなくなりました。その後、秋になって下田橋(三日月橋ー刈谷橋ー笹塚橋ー下田橋ー小茎橋(県道))付近で一羽でいる姿を発見。元気がありません。ほかの雛に比べるとやや小さく感じました。家族と離ればなれになった雛は未熟児のようで、野生動物は育てられないとわかると、養育を放棄するようです。この雛はその後元気になり、一羽で刈谷調整池に飛来することが多くなりました。そして四羽の家族は稲荷川の刈谷橋と三日月橋の間で見かけることが多くなりました。塒は牛久沼のようで、沼から飛来する姿をたびたび見かけました。そして昨年末、親と一緒にいた二羽の幼鳥は巣立ちしたようで、親鳥と完全に別行動を取るようになりました。この時期が巣立ちの時期になります。そして嬉しい事が起こりました。巣立ちした二羽は、もう一羽の兄弟を忘れていなかったのです。今年に入って直ぐに、三羽の兄弟は揃って刈谷調整池に毎日飛来するようになりました。三羽の幼鳥は早朝に牛久沼から、美しい羽音を響かせて刈谷調整池に飛来し、日没頃までのんびりと過ごしています。親鳥は稲荷川でも見かけなくなりました。そろそろ繁殖期にはいります。ただ気になるのは、可愛いからとパンの耳をあげる人が絶えません。「ハクチョウは草食動物ですから」と注意しても理解できない人ばかり。困ったものです。

 

| 17:52 | 投稿者 : ushiku |