牛久沼河童伝説

 

牛久観光アヤメ園の中央で、東京の方向を見つめる河童像。牛久沼が凍結する「大寒」の時期から猛暑の真夏まで厳しい気候をものともせず、アヤメ園の守り神のようになっています。牛久沼には河童伝説が残されています。河童の絵で有名な明治・大正期に活躍した日本画家「小川芋銭」の晩年の住居である「雲魚亭」の近くに、『かっぱ松』があります。この松の由来は、牛久沼に住むいたずら好きな河童が畑を荒らしたり子供を溺れさせたりと住民に迷惑をかけていました。そこで、村人たちはこらしめのため、陸で昼寝をしていた河童を捕まえ、沼のほとりに生えていた大きな松の大木にしばりつけました。河童は二度と悪さをしないと泣いて村人に訴えたので哀れに思った村人は河童を沼に帰しました。それ以来、河童は悪さを止めただけでなく沼の周囲の葦を刈り取るといった村人の手伝いまでするようになりました。改心して約束を守っている河童の心根に感動した村人は、お礼として「かぴたり餅」(川浸り餅)を造り、沼にそそぐ川へ投げ込みました。それからは、毎年12月1日に水の安全を祈る行事として餅を投げる習慣になったということです。牛久市観光協会のマスコットキャラクター「キューちゃん」は平成元年5月13日誕生。平成元年6月26日に『キューちゃん』と命名されました。
 

| 19:48 | 投稿者 : ushiku |