国道6号牛久土浦バイパスで潰された山王前古代遺跡

 

昨年12月2日に説明会のあった「山王前遺跡」の現況です。国道6号牛久土浦バイパスの工事に伴い、埋蔵文化財の発掘調査が茨城県教育財団によって行われていましたがすべて終わり、仮設の事務所も撤収されました。その山王前遺跡には、7000年前の縄文時代の住居跡が発掘され、竈の跡や「煙道付炉穴」などほかでは見られない多くの特徴がありました。しかし、一月後の現在は、発掘された遺跡の形状はすべて崩され、ただの穴という状態になっていました。古代遺跡がこのような公共工事の名の下に破壊されてしまうのは本当に残念です。この遺跡は、保存されない遺跡として「整理遺跡」となります。調査結果は今月6日から、茨城県立歴史館(水戸市)で、昨年一年間の県内の発掘調査の調査報告展で報告される予定です。

| 18:15 | 投稿者 : ushiku |