稲敷台地の乏水を改善した溜池

 

不安定なお天気が続きます。今日の関東地方のお天気を崩したのは、台風16号になりきれなかった「熱低」でした。熱低のまま北上し、秋雨前線を刺激してまとまった雨になりました。そして、その後南太平洋にあった熱低が新たな台風16号に生長し日本に向かっています。しかし、この16号も成長できず、明日の朝には勢力を落とし熱低に格下げという珍しい気圧配置が続きます。市役所横の近隣公園は晴れていれば、子供たちの賑やかな声が聞こえてきますが、人っ子一人見かけませんでした。この窪地は、準用河川柏田川の溜池ががあった場所で、稲敷台地の乏水地帯を潤す重要な農業用水でした。

| 15:13 | 投稿者 : ushiku |
台風15号の置き土産その3

 

先日の台風15号の影響がじわりじわりと出てきました。すでに蕎麦畑や刈り入れ間近の稲穂が倒れてしまうなどの大きな被害が出てしまいましたが、更にソメイヨシノの落葉が始まりました。サクラの紅葉は美しいピンク色で楽しめますが、今年は先日の台風の塩害でしょうか、落葉が始まっています。例年ですと、アメリカシロヒトリの虫害もありますが、今落葉している葉は傷のない葉で、明らかに塩害によるものです。落ち葉は、落ち葉掃きが間に合わないほどで、次々に落葉しています。

| 20:06 | 投稿者 : ushiku |
元田宮平遺跡の現在

 

県道野田牛久線の田宮町番外付近です。今でこそ道幅も広くなり快適なドライブ? でも、ほんの1kmほどの区間のみです。写真手前は国道6号「田宮跨線橋西」信号になります。以前の県道46号線は、前述の信号から50mほど北の田宮町信号(牛丼の松屋)のところから西に46号線が延びていました。道幅は狭く、歩道もない狭窄な県道でした。それを改善するために一昨年バイパスの建設が始まりました。バイパスとは写真の新道です。しかし、この区間には畑地で埋蔵文化財(田宮平遺跡)があり、県の教育財団によって発掘調査が行われ、結果として、35000年前の旧石器時代の大規模な住居跡が見つかりました。ちょうど写真の道路に、旧石器時代、縄文時代、弥生時代、奈良時代、平安時代という気の遠くなるほどの長い時代、古代人の集落があったのです。発掘されたものに、黒曜石の鏃など、貴重な遺物は数多く見つかりました。なぜここに。写真の右が北になり正面が西です。そして左側(南斜面)には谷津頭(谷津の最奥部)で、縄文時代には太平洋の海水(縄文海進:地球が最も暑い時期で大陸の氷床が溶けて海面が上昇)がここまで来ていました。それ以前の時代にも、海水こそありませんでしたが、稲敷台地から絞り出される湧水で、生活するには大変都合の良い場所だったのでしょう。はっきりした住居跡には土が焼けた竈(かまど)の後も見つかっています。それほど大事な古代遺跡が公共工事で潰されてしまったことは本当に残念です。

| 18:05 | 投稿者 : ushiku |
交通の要・いまむかし

 

国道6号線、田宮町信号付近(日本橋から52km)です。この場所は、牛久市の都市計画道路「田宮中柏田線」の跨線橋西交差点(スシローの交差点)ができる前は渋滞の名所でした。松屋の先にある信号は、「田宮町」で、日々渋滞情報が流されていました。この場所は、江戸時代の五街道に次ぐ脇往還として格式の高かった「水戸道中」(通称:水戸街道)の市内二番目の一里塚で(松屋の向かい側)にありました。一番目は、遠山町の「成井一里塚」。三番目はひたち野うしくの「中根一里塚」です、田宮一里塚は東京から52kmの地点での国交省の標識もあります。この場所が何故未だに交通量が多いのかと言いますと、6号国道から、二本の主要道がありました。一つは、野田牛久線(県道46号線)と牛久から谷田部に向う(県道143号線)がありました。現在の渋滞の拠点は、田宮町の一つ先の東京寄りの信号「跨線橋西信号」に変わりましたが、交通の要は今も昔も変わらなかったようです。

 

| 19:41 | 投稿者 : ushiku |
季節外れのカルガモの行進

 

今朝6時、カルガモの行列を見つけました。牛久第二小学校の横門の下をくぐり抜け、四羽揃って学校の中に入っていきました。カルガモの雛は5月頃に孵化、親子の引っ越しで有名ですが、現在は親鳥と見分けがつかないほど大きく成長しています。この四羽が兄弟なのか、心持ち前の二羽が大きく見えますので、両親と雛二羽の行列なのかもしれません。この個体の塒は、小学校から350m程のところにある、刈谷調整池です。今朝は雛ののために社会見学を試みたのでしょうか。

| 18:22 | 投稿者 : ushiku |
水鳥の楽園・刈谷調整池

 

刈谷町と田宮町の間を流れる準用河川「刈谷川」の調整池です。二期工事が終わって、広大な調整池になっています。冬季は野鳥のサンクチュアリになっていて、賑やかな水面したが、現在は、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カルガモが見られるだけになっています。この調整池が無かった頃は、大雨で農道と水田は完全に冠水するほどでしたが、現在は少なくなりました。ただし、写真手前側の調整池末端から刈谷川の接続部分に水門が無いため、調整池が増水した場合、刈谷川の排水能力を限界を超えて、稲荷川までの下流部で冠水の恐れは考えられます。

| 15:42 | 投稿者 : ushiku |
ロコモティブシンドロームって

 

「放っておくと"要介護”につながる ロコモティブシンドローム」という言葉を最近よく耳にするようになったかと思います。この研修会が行われました。主催は「牛久市社会福祉協議会」と「ゆめまちネット」(牛久市ボランティア市民活動ネットワーク)の共催で、年一回開催される「リーダー研修会」でした。筑波学園病院のリハビリテーション科理学療法士の先生をお招きし、牛久市社協に登録しているボランティア団体を対象とした研修会です。高齢化は何処の都市でも深刻な問題ですが、平均寿命(要介護や寝たきりでも)で長生きするのではなく、健康寿命で長生きしようというものです。そのためには、「メタボに続く新たな日本の国民病」と危惧される「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」を理解し、予防対策(トレーニング)についての研修会でした。こんな事に心当たりは? (匍嗄ちで靴下がはけない 家の中でつまづいたりすべったりする 3段を上がるのに手すりが必要 げ箸里笋篏鼎せ纏が困難である ィ横襭臘度の(1リットル牛乳パック2個)買い物をして持ち帰るのが困難である Γ隠喫続けて歩くことが出来ない Ю朕号の横断歩道を渡りきれない 以上、一つでも当てはまればロコモである心配があります。写真は「10cmの台から片脚立ちの立ち上がり訓練」です(8月31日、牛久市保健センターで100名の参加で行われました)

| 18:28 | 投稿者 : ushiku |
生態系が狂いだした晩夏の自然

 

珍しい昆虫を見つけました。「オオスカシバ」(大透翅)です。蛾の仲間ですが、その行動は、まさにハチドリのようです。うぐいす色の太い胴体を持ち、透明の翅を素早くはばたかせて直線的に飛ぶスズメガの仲間で、腹部に赤褐色の帯があり、腹端には黒色の毛束をもちます。日中に活発に活動し、ホバリングしながら 口吻で吸蜜する姿は、まさにハチドリとよく似ています。街中の花壇や人家の庭先にもしばしば飛来します。幼虫は、クチナシなどの葉を食害します。年2化で、成虫は6〜9月に見られます。蛹で越冬。以前はよく見かけましたが最近はほとんどお目にかかりません。代わって、南国の昆虫も増えています。ナガサキアゲハという真っ黒な大型のアゲハは牛久でも当たり前に見られるようになりました。地球温暖化によって生態系は大きく狂いだしているようです。

 

 

| 19:18 | 投稿者 : ushiku |
「ふるさと 手づくり郷土賞」の栄光は何処に

 

シャトー通りの牛久駅東口から花水木通りを渡る歩道橋です。中央の植え込みの先が入口で、手前側の橋を渡って牛久シャトーの東脇を通る遊歩道です。今では通る人も殆ど無く、寂しい道になってしまいました。この道は平成2年7月、「ふるさと 手づくり郷土賞」(街灯のある街角 三十選)という栄誉ある賞を、建設大臣綿貫民輔氏より受賞しています。橋の両側にはエキゾチックな街灯が名物となっていました。しかし、不心得者によってか、街灯は次々に盗難にあい、今ではエキゾチックな街灯は消滅し、代わりに設置された代用の街灯も無くなってしまいました。橋の上には大型日時計と干上がった池と河童像が一体、その姿はとても寂しそうです。

| 17:30 | 投稿者 : ushiku |
テッポウユリと間違えられたユリ

 

牛久駅東口にある、「シャトー通り」入口です。きれいに刈り込まれた植え込みの中に、環境省がテッポウユリとの交雑を懸念する「タカサゴユリ」が咲いていました。まだ特定外来生物には指定されていませんが、いずれ特定外来生物か要注意外来生物に指定される運命にある外来のユリです。現在の国立環境研の見解としては、見つけたら抜去する。栽培しない。というところですが、近年各地で繁茂しているが花がきれいなためなかなか駆除されない、少なくとも外来種であることを周知する必要があるという見解です。

元々は観賞用として台湾から日本に入ってきましたが、タカサゴユリは風に乗せて種子を広範囲に飛ばすことが出来、道路脇などでも繫殖するほどの生命力を持ちます。しかし、連作障害をする植物であるため、何年かすると同じ場所では生きられなくなり、パタっと姿を消す存在でもあるのです。見た目も綺麗ですので、雑草扱いではなく、生えてきて嬉しい花というイメージもあります。

| 16:06 | 投稿者 : ushiku |