美しい谷津田の風景

 

今日は移動性高気圧に覆われ、五月晴れの一日になりました。早朝は気温も下がり、遅霜が降りました。この時期の霜を「八十八夜の別れ霜」と言い、農作物には大変な影響を与えることから、農家にとっては恐ろしいものでした。その後太陽が上がると、気温も急上昇、霜の影響は少なかったかと思います。牛久では、ゴールデンウイークも終わり、田植えはほぼ終了したようです。根が活着した早苗が初夏の風に靡いていました。この風景は、牛久ならではの「谷津田」の風景です。牛久の地形は稲敷台地の南端にあり、台地に入り込む谷津の織りなす風景は「日本の原風景」と言われる所以です。この美しい風景は、年々少なくなっているのは寂しいことです。

(牛久市上女化町の谷津田です)

| 18:29 | 投稿者 : ushiku |
全身全霊の雄叫び

 

今朝も雉の母衣打ちに遭遇しました。午前5時30分、このときは眩しい朝日が出ていました。お天気は、その後下り坂になり、午後から一時雨、夕方には上がりましたが、雨とともに気温も急降下。明日の朝は、場合によっては「八十八夜の別れ霜」になるかもしれません。八十八夜とは、5月2日になります。すでに初夏の装いの時期に、遅霜がやって来ることを農家では恐れていました。

そして、自然界の動物の方も、繁殖に入り、動きが激しくなっています。牛久の周辺部(農村部)では、雉の姿を頻繁に見かけるようになってきました。そして、この時期、「雉の母衣打ち」(ほろうち)という雄鳥のテリトリーを誇示するための行動をたびたび目撃します。雄鳥は、ちょっと小高いところに登って、約5分間隔で、激しい行動をします。「ケン・ケーン」と全身全霊の激しい雄叫びです。この行動は雌に聞こえるように叫ぶのです。その最初の一瞬をキャッチしました。

◎「気をつけ→すっくりと背伸びして→両翼を開いてケン・ケーン→さらに開いて→ドドーっという羽根叩きつける激しい音→開いた羽は自然に収まるように→何事もなかったように前方を見据え→しばらく静止→何かあったの?」 というおもしろい仕草をします。この近くには雌鳥がいるはずです。よく目をこらして観察してみてください。

| 20:46 | 投稿者 : ushiku |
八十八夜の忘れ霜

 

昨日、雨や北国では雪をもたらした低気圧が東の海上に去りましたが、一時的に西高東低の気圧配置になり、今朝はご覧のように霜が降りました。この時期に降りる遅霜を「八十八夜の忘れ霜」「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期です。一般に霜は八十八夜(5月2日)ごろまでといわれていますが、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月半ばごろまで泣いても泣ききれないほどの大きな遅霜の被害が発生する地方もあります。それ以上に、旧暦では暦日と季節が最悪で半月もずれることから、農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られたそうです。八十八夜は日本独自の雑節です。

八十八夜(はちじゅうはちや)とは雑節のひとつで、立春をを起算日(第1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたる5月2日ごろ。

| 17:44 | 投稿者 : ushiku |
雉の母衣討ち

 

平成最後の4月、そして平成最後の華やかな春も間も無く終わろうとしています。「春の行方」「春の別れ」「春の果」いずれも春の季語ですが、どれにも、過ぎてゆく季節への哀愁の心が籠もっています。「行く春や鳥啼き魚の目は泪」は、晩春を詠んだ松尾芭蕉の代表句です。季節の移ろいは四季を通じて経験することですが、今年の春は特別感慨深い気がします。そして、野鳥の繁殖期に入りました。ウグイスが鳴き、ヒバリが囀り、キジが母衣討ちをしています。キジは繁殖期に、縄張りを誇示するため、小高いところに上って5分ほど間隔を開けて「ケン・ケーン」と雄叫びを上ながら大きく羽ばたきをします。この時の格好が戦国時代の戦に出た騎馬武者の母衣(ほろ)という武具の格好によく似ていることから、「雉の母衣討ち」と呼ばれています。侍の背中に背負った母衣とは、鎧の背に付けて風を受けて膨らみ、矢や石を防いだということです。材質は布製の袋のようなものです。

| 18:00 | 投稿者 : ushiku |
水田の初夏・間もなく田植え

 

26日から機場(農業用水)の運転が始まり、代掻きが終わっていた水田に通水が始まりました。広い水田に水が行き渡るまで数日かかります。完全に水が行き渡ると代掻きが行われ、その後、近平作業になります。近平作業とは、田の表面が凸凹ですと、高くなった部分には雑草が生えやすく、田の表面が均等の高さになるようにします。作業が終わると、鏡のようになった水田は田植えを待つばかりとなります。市内では、ゴールデンウィークが例年の田植えとなります。因みに、ここまで来る間にどのような工程があるのかを記しますと、田起こし(耕起)→畦塗り→施肥(元肥)→(通水)→代掻き→近平⇒田植え(5月初め)

| 16:39 | 投稿者 : ushiku |
急ピッチで進む田起こし

 

市内水田地帯で田起こしが急ピッチで進んでいます。農業用水の機場運転が今月の26日頃から始まり、それに向けての作業です。用水が入りますと、水田の代掻きが始まります。4月中に代掻きが終わると5月。ゴールデンウィークには田植えが始まります。

牛久周辺の稲作は、5月初旬に田植え→8月初旬に出穂→9月初旬〜中旬にかけて収穫となります。今年は台風や日照りが続きませんよう祈るばかりですね。

| 16:43 | 投稿者 : ushiku |
桜の季節に再三の遅霜が

 

今日の日本列島は移動性高気圧に覆われて春爛漫という一日になりました。早朝は気温5度、日中は16度まで上がりました。こんな陽気でしたが、朝は再び遅霜が降りていました。桜が咲いてからたびたびやってきた遅霜によって桜の見頃を例年よりも長くなったのでしょう。この時期に降りる霜は「遅霜」と言いますが、古来「八十八夜の別れ霜」といって、立春から数えて八十八夜(5月2日頃)ごろに最後の霜が降りるのが、野菜や桑や茶などに害をもたらす霜として農家では恐れられていました。八十八夜にはもう少し時間がかかりますが、4月に入ってから再三の霜、今年も異常気象になるのではないかと心配します。

| 17:49 | 投稿者 : ushiku |
孟宗竹とは

 

牛久近郊では竹林の整備が進んでいます。今月末にはタケノコが収穫できるでしょう。孟宗竹はタケノコで知られていますが、雄竹と雌竹があるとよく言われています。植物で雄と雌と言いますと「雌雄異種」という言葉が浮かびます。しかし、孟宗竹には雄雌はありません。雌雄同種です。以下俗説ですが、雌竹とは孟宗竹のことで、雄竹とは「真竹」のことだそうです。そして孟宗竹のメダケとオダケという呼び方の見分け方は、枝の一番下が一本だったら雄で 2本だったら雌ということです。雄竹も雌竹もいずれも両性花でタケノコはできます。以上俗説でした。ややこしいですね。

 

| 17:59 | 投稿者 : ushiku |
春分「自然をたたえ、生物をいつくしむ」頃

 

桜が開花するかどうかという時期にお天気は目まぐるしく変わります。今日は晴れましたが南西の風が強く吹き荒れました。今日は二十四節気「春分」です。春分とは「自然をたたえ、生物をいつくしむ」趣旨の国民の祝日です。太陽が黄経0度の春分点を通過する日で、真東から出、真西に沈む。昼夜の時間がほぼ等しく、二十四節気の一つとなっています。春の彼岸の中日にもあたります。宮中では「春季皇霊祭」がこの日行われ、1948年(昭和23)国民の祝日となる前は、同名の国の祭日でした。さて、桜の開花ですが、昨日は長崎で開花一番乗りでしたが、今日は東京でも例年より5日早く開花が確認されました。いよいよ本格的な春の到来になりそうですね。今日穏やかな午前中、幼稚園児の遠足がありました。のどかな田園風景の中、カエルの声を聞き、水辺でメダカに触れ、土筆に触り、元気な園児の声が里山に響き渡りました。まさに春分の趣旨「自然をたたえ、生物をいつくしむ」でした。

 

 

| 17:32 | 投稿者 : ushiku |
春分を前に遅霜が降りた

 

あと一週間に迫った春分を前に目まぐるしい天気が続いています。今朝はこの時期には珍しい遅霜になりました。週末は再び雨になりそうです。例年ですと、この時期から、4月にかけては、高気圧が北に偏り、南岸沿いに前線が停滞して、関東から西の方ではしとしとと降る冷たい長雨が続きます。ちょうど菜の花が咲く時期なので「菜種梅雨」の呼び名があります。しかし、今年は気温も高く菜種梅雨はなさそうです。

| 09:21 | 投稿者 : ushiku |