今日は夏日になりました。日本列島を移動性高気圧に覆われ青空が広がりました。俳句の季語に「山笑う」というのがあります。「花がほころび、草木が芽吹き、生き生きした山を表現する」で、新緑の里山が笑っているように見えます。昨日は二十四節気の「穀雨」でした。穀雨とは、春季の最後の節気になります。春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。例年ですと菜種梅雨の時期ですが、今年は異常に雨が少なく感じます。「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、昔から、この日を境に田植えの準備をする目安でした。牛久では、水田の田起こしが既に終わり、代掻きを待つばかりです。