史上最も暑い夏もそろそろ陰り

 

牛久自然観察の森もすっかり秋の粧い、ヒグラシの蝉時雨に暑さも忘れます。秋の七草のオミナエシ、フジバカマ、オバナ(ススキ)も咲きだし、本格的な秋はすぐそこまで来ています。

今朝の新聞に、「東日本 史上最も暑い夏 6〜8月」とありました。東日本の平均気温は平年よりも1.7度高く、気象庁が1946年の統計開始以来最も高くなったようです。更に台風は6〜8月に18個発生し、過去最多となりました。異常気象はまだまだ続きそうです。

| 16:40 | 投稿者 : ushiku |
秋の七草が目立つようになってきた観察の森

 

このところ幾分か涼しさが感じられるようになって来ましたね。日本列島には秋雨前線が停滞し、東北から北の地方では雨の多い一日になりました。今日は二十四節気「立秋」の七十二候(末候)「蒙霧升降(ふかききりまとう)」です。深い森や水辺に白く霧が立ち込める、幻想的な風景を意味します。「白樺を幽かに霧のゆく音か」(水原秋桜子)   

猛暑、真夏日とは言いながら、季節は本格的な秋に向かっています。牛久自然観察の森も、アブラゼミからヒグラシやツクツクボウシにバトンタッチ、秋の七草の尾花(ススキ)の穂が目立ち、フジバカマの蕾を膨らんできました。本格的な秋はすぐそこまで来ています。

| 19:37 | 投稿者 : ushiku |
季節の移ろいを感じる森

 

この時期の二十四節気は「立秋」(8月7日〜)。二十四節気を三等分したのが七十二候です。その七十二候の(初候)が「涼風至る」(りょうふういたる・8月7日〜)。(次候)が「寒蝉鳴く」(ひぐらしなく・8月12日~)。(末候)が「蒙霧升降」(のうむしょうこうす・8月17日〜)となります。そして、現在は次候の「寒蝉鳴く」(ひぐらしなく・8月12日~)の季節に入っています。今年は猛暑が続く異常な年になりましたが、立秋を過ぎて、急に秋らしくなってきました。コオロギは立秋と同時に鳴き出し、うるさいほど鳴いていたアブラゼミもそろそろ鳴りをひそめ、朝晩はカナカナカナ・・・と澄んだ声で鳴く、ヒグラシが主役になります。夕暮れ時はやや物悲しく、夏が終わりつつあることを実感します。秋はすぐそこまで来ています。

            「面白う聞けば蜩夕日かな」 (河東碧梧桐・かわひがしへきごとう)

| 19:57 | 投稿者 : ushiku |
初秋を感じさせる森

 

猛暑の続いた森に久し振りの雨が降り注いでいます。しっとりと潤う森、木々も生きものたちもほっとしているのではないでしょうか。森の中では、涼をを呼ぶヒグラシのもの悲しい鳴き声が響き、コオロギの軽やかな合唱が秋の訪れを感じさせます。今日は立秋です。

| 09:08 | 投稿者 : ushiku |
フィトンチッドを浴びに来ませんか?

 

梅雨空にしっとりと潤った観察の森です。今年の梅雨はまとまった雨が少なく、残り一月に期待がかかります。しっかりと降って水瓶をいっぱいにして欲しいですね。観察の森は、萌葱色から濃い緑に変わり、薄暗い感じの森に変わりました。これからは、森林浴を楽しむ季節に入ります。森林浴というと「フィトンチッド」を耳にするようになりました。フィトンチッドとは、ロシア語で、フィトン=「植物」チッド=「他の生物を殺す能力を有する」という意味をもちます。1930年頃、旧ソ連の科学者B.P.トーキン博士がこの植物が持つ不思議な力を発見しフィトン(植物が)チッド(殺菌する)と名付けました。これを繋げて読むと、「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」という意味になります。フィトンチッドは病気を直すものでもありませんが、普段からフィトンチッドを意識した行動をとることによって、ストレスやアレルギーを緩和したり、免疫力を高めたりと体にプラスに働く生活を送ることは可能です。森へ是非お出でください。

| 15:34 | 投稿者 : ushiku |
梅雨入り初日の観察の森

 

6月6日、近畿、東海、関東甲信地方で一気に梅雨入りとなりました。関東では例年よりも2日早いようです。沖縄は一月前に梅雨入りしましたが雨は殆ど降らず、水瓶が心配されています。関東ではどうなりますか? 今日の関東地方はまとまった雨になり、牛久自然観察の森はしっとりと潤い、うっすらと靄がかかっていました。久し振りの雨で森の草木には生気が蘇ったことでしょう。

| 17:12 | 投稿者 : ushiku |
身近にあった深山幽谷

 

深山幽谷といった趣のある山奥の渓流? ここは牛久自然観察の森の最奥部の渓流です。昼なお暗く、野鳥とせせらぎの音しか聞こえません。深山幽谷とは、ほとんど人が入っていないような奥深く静かな大自然のこと。「深山」は人里遠く離れた奥深い山。「幽谷」は山奥深くにある静かな谷と言うことになります。都会の喧噪を避けて、牛久自然観察の森で森林浴をしながら、ストレスを解消しては如何ですか? 観察舎で物思いにふけるのも良し、雑木林を歩いて、フィトンチッド(phytoncide)を全身に浴びる事で、ストレスを解消できるでしょう。フィトンチッドとは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質で、植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指します。森林浴はこれに接して健康を維持する方法ですが、健康だけでなく癒しや安らぎを与える効果もあります。フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられています。

| 17:30 | 投稿者 : ushiku |
そろそろフィトンチッドに満たされた森に

 

クヌギ、コナラ等の落葉広葉樹は花も終わり、新緑は日ごとに濃くなっていく雑木林。フクロウの巣立ちも終わり、林床に咲き乱れた野草も一巡しました。昨日10日は二十四節気の「立夏」の七十二候(次候)「蚯蚓出 (みみずいずる)」です。七十二候が立夏の次候に変わり、冬眠していたミミズが地上に現れ始める頃となりました。ミミズには目がありませんが、光を感知し、暗がりに進む性質をもっています。そのため、「目見えず」が転じて「みみず」になったといわれています。暦の上でも日一日と夏に向かっています。

| 17:25 | 投稿者 : ushiku |
フクロウの巣立ち間近

 

フクロウの巣立ちがクライマックスを迎えました。今年は三羽孵化しました。ゴールデンウイーク中、フクロウを見たさに多くの方が訪れました。そして二羽は既に巣立ち、三羽目が巣から顔を出していましたが、眠くて仕方がないようです。

近くの木の上には親鳥は四六時中見守っています。親鳥は雛に巣を離れるよう促していますが、巣から地上までは10m以上もあり、中々踏ん切りがつきません。その内眠くなってしまったのでしょう。二時間以上もこの格好だったそうです。私は通りがかりに撮影した一枚です。

雛は地上にダイビングして、親鳥の呼ぶ方向の木まで地上を歩き、親の居る木に登って、親子対面となります。その木の上で、親から餌を貰って飛べるときまで親子一緒に過ごします。

| 17:44 | 投稿者 : ushiku |
フクロウの巣立ちが間もなく始まる

 

今年もフクロウの巣立ちが始まりました。巣のある木の前後で親鳥が見守っています。巣立ちの日になると親が呼ぶ声に雛が反応し、巣から樹下にダイビング。そこから地上を歩いて親鳥の居る木に登ります。一羽800gほどの小さな雛ですが猛禽類です。鋭い爪で木を上り、そこで暫く親の側に居て、餌を与えられ、少しずつ成長し、独り立ちしていきます。独り立ちすると、子どもたちは親のテリトリーには居られません。新たな領域を探して旅立ちます。親(一つがい)のテリトリーは400ヘクタール必要とされ、そこで夫婦は生涯添え遂げると言われています。ちなみに牛久自然観察の森は21ヘクタールですから、観察の森の20倍の広さが必要となります。牛久では観察の森で毎年2羽ほど巣立って行きます。市内でのフクロウの目撃情報は年々増えているようで、観察の森で生まれた雛が市内全域に広がっているようです。都市化の進む牛久ですが、フクロウの他、オオタカ、トビなどの猛禽類が生息できる環境がまだまだ残って居るようです。(写真は親鳥です)

| 17:15 | 投稿者 : ushiku |