小春日和の続く今年の冬

 

雑木林がまもなく冬枯れを迎えようとしています。雑木林とは、ブナ科を中心とした平地林で、落葉広葉樹のコナラやクヌギを中心に、ケヤキ、エゴノキ、エノキなどで、大半が落葉します。ただし、コナラはすべてが落葉せず、来春に新葉が展開する時期に落葉を始めます。それでもこの時期は明るい森に変身、落ち葉によってふわふわの絨毯のようです。小さな生き物は冬越しの準備に入っていますが、準備の遅れた虫たちは、森の中をうろうろとするばかり。大きなお腹をしたオオカマキリ、トノサマバッタ、モンシロチョウやヤマトシジミはまだ見られます。今年は暖冬のようですので、気温が下がって、冬越しのサインを感じられないのかも知れません。

| 17:44 | 投稿者 : ushiku |
晩秋の森

 

今年は相次ぐ大きな台風に蹂躙された森。先日の二つの台風によって多くの樹木が倒れました。あれから、半月、落ち着いてきた気象。ただ、塩害の被害はまだまだ続いています。そして、日照不足が記録的になるかもしれません。連日の曇り空、時たまにわか雨が降る「時雨」状態はまだしばらく続きそうです。写真は牛久自然観察の森の緑の保全区です。枯れ葉のふかふかの絨毯を踏みしめて歩くと季節の移ろいを感じます。聞こえてくるのは冬鳥のさえずり。そして、梢を通り過ぎる風の音が秋の深まりを感じました。

| 17:23 | 投稿者 : ushiku |
蟄虫坏戸の季節

 

史上最大級の台風24号が日本列島を縦断しそうです。朝から降ったりやんだりのあいにくのお天気でしたが、昼過ぎには薄日も差しました。秋色濃くなった牛久自然観察の森の園路には小さな流れができていました。周囲からは虫の音が賑やかに聞こえてきます。この時期(9月28日〜10月2日)は二十四節気「秋分」の七十二候(次候)「蟄虫坏戸」(むしかくれてとをふさぐ)です。春から秋にかけて外で活動していた虫たちが、土の中に潜ってその穴を塞ぐこと。自然界では、早くも冬支度が始まっています。この時期にこの園路では、バッタ類の産卵がよく見られます。

| 16:06 | 投稿者 : ushiku |
秋の長雨で静寂に包まれる森


記録的な猛暑の夏も過ぎ、間もなく「秋分」です。今年も秋雨前線が活発になり、連日冷たい雨を降らせています。観察の森も静寂に包まれていました。この時期は気温が上がらず、寒暖差も大きく、決して快適な季節とは言えません。

つい先日まで聞こえたセミの声や、虫の声が全く聞こえません。秋の深まりを感じるこの頃です。秋雨は、9月中旬から10月上旬にかけて降る長雨の事を「秋雨」と言い、古くは、「秋霖」(しゅうりん)とか「芒梅雨」(すすきづゆ)など、風情ある呼び方をされていました。

| 16:42 | 投稿者 : ushiku |
史上最も暑い夏もそろそろ陰り

 

牛久自然観察の森もすっかり秋の粧い、ヒグラシの蝉時雨に暑さも忘れます。秋の七草のオミナエシ、フジバカマ、オバナ(ススキ)も咲きだし、本格的な秋はすぐそこまで来ています。

今朝の新聞に、「東日本 史上最も暑い夏 6〜8月」とありました。東日本の平均気温は平年よりも1.7度高く、気象庁が1946年の統計開始以来最も高くなったようです。更に台風は6〜8月に18個発生し、過去最多となりました。異常気象はまだまだ続きそうです。

| 16:40 | 投稿者 : ushiku |
秋の七草が目立つようになってきた観察の森

 

このところ幾分か涼しさが感じられるようになって来ましたね。日本列島には秋雨前線が停滞し、東北から北の地方では雨の多い一日になりました。今日は二十四節気「立秋」の七十二候(末候)「蒙霧升降(ふかききりまとう)」です。深い森や水辺に白く霧が立ち込める、幻想的な風景を意味します。「白樺を幽かに霧のゆく音か」(水原秋桜子)   

猛暑、真夏日とは言いながら、季節は本格的な秋に向かっています。牛久自然観察の森も、アブラゼミからヒグラシやツクツクボウシにバトンタッチ、秋の七草の尾花(ススキ)の穂が目立ち、フジバカマの蕾を膨らんできました。本格的な秋はすぐそこまで来ています。

| 19:37 | 投稿者 : ushiku |
季節の移ろいを感じる森

 

この時期の二十四節気は「立秋」(8月7日〜)。二十四節気を三等分したのが七十二候です。その七十二候の(初候)が「涼風至る」(りょうふういたる・8月7日〜)。(次候)が「寒蝉鳴く」(ひぐらしなく・8月12日~)。(末候)が「蒙霧升降」(のうむしょうこうす・8月17日〜)となります。そして、現在は次候の「寒蝉鳴く」(ひぐらしなく・8月12日~)の季節に入っています。今年は猛暑が続く異常な年になりましたが、立秋を過ぎて、急に秋らしくなってきました。コオロギは立秋と同時に鳴き出し、うるさいほど鳴いていたアブラゼミもそろそろ鳴りをひそめ、朝晩はカナカナカナ・・・と澄んだ声で鳴く、ヒグラシが主役になります。夕暮れ時はやや物悲しく、夏が終わりつつあることを実感します。秋はすぐそこまで来ています。

            「面白う聞けば蜩夕日かな」 (河東碧梧桐・かわひがしへきごとう)

| 19:57 | 投稿者 : ushiku |
初秋を感じさせる森

 

猛暑の続いた森に久し振りの雨が降り注いでいます。しっとりと潤う森、木々も生きものたちもほっとしているのではないでしょうか。森の中では、涼をを呼ぶヒグラシのもの悲しい鳴き声が響き、コオロギの軽やかな合唱が秋の訪れを感じさせます。今日は立秋です。

| 09:08 | 投稿者 : ushiku |
フィトンチッドを浴びに来ませんか?

 

梅雨空にしっとりと潤った観察の森です。今年の梅雨はまとまった雨が少なく、残り一月に期待がかかります。しっかりと降って水瓶をいっぱいにして欲しいですね。観察の森は、萌葱色から濃い緑に変わり、薄暗い感じの森に変わりました。これからは、森林浴を楽しむ季節に入ります。森林浴というと「フィトンチッド」を耳にするようになりました。フィトンチッドとは、ロシア語で、フィトン=「植物」チッド=「他の生物を殺す能力を有する」という意味をもちます。1930年頃、旧ソ連の科学者B.P.トーキン博士がこの植物が持つ不思議な力を発見しフィトン(植物が)チッド(殺菌する)と名付けました。これを繋げて読むと、「植物からでる揮発成分は殺菌作用がある」という意味になります。フィトンチッドは病気を直すものでもありませんが、普段からフィトンチッドを意識した行動をとることによって、ストレスやアレルギーを緩和したり、免疫力を高めたりと体にプラスに働く生活を送ることは可能です。森へ是非お出でください。

| 15:34 | 投稿者 : ushiku |
梅雨入り初日の観察の森

 

6月6日、近畿、東海、関東甲信地方で一気に梅雨入りとなりました。関東では例年よりも2日早いようです。沖縄は一月前に梅雨入りしましたが雨は殆ど降らず、水瓶が心配されています。関東ではどうなりますか? 今日の関東地方はまとまった雨になり、牛久自然観察の森はしっとりと潤い、うっすらと靄がかかっていました。久し振りの雨で森の草木には生気が蘇ったことでしょう。

| 17:12 | 投稿者 : ushiku |