おせっかいな人間が野生動物の寿命を縮めている

 

稲荷川の八羽のコブハクチョウファミリーに変化がありました。8月中旬に一羽が行方不明になり、10月に入り、更に一羽が居なくなりました。病弱で死んだのかもしれませんが、5月の初めに孵化した雛は、陸に上がってシロツメクサをむさぼるように食べていました。まだ野生の姿を見せていました。塒から3km近くの川を移動しながら、餌を取る姿は野生の本能を感じました。しかし、野生動物に理解の無い人達によってほぼ餌付け状態のコブハクチョウになってしまったのです。このところほぼ一日、刈谷橋(写真)付近に居ることが多くなりました。散歩の途中で、食パン等を与える人が後を絶たず、この餌に味を占め、この場所から殆ど動かなくなったのです。人間の食べるものは野生動物には向いていません。自然界に無い材料を使っていますので、人間と同じものを食べることで、寿命を縮めて居るはずです。可愛いのであれば、野生動物は見るだけにして欲しいと思います。

| 19:46 | 投稿者 : ushiku |
特定外来生物が繁茂する牛久沼

 

ここは牛久沼、稲荷川最河口部の左岸です。ここに繁茂しているのはクズではありません。環境省の外来生物法で指定された、特定外来生物に指定された「アレチウリ」です。日本では1952年(昭和27年)に静岡県「清水港」でアメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入しているのが確認されたのが最初とされています。千曲川流域では1970年(昭和45年)に侵入が確認されました。セイタカアワダチソウ」の様に土木作業機械や工事車両に付着、工事の残土、埋め戻し用土砂と共に拡散をしました。旧千葉県農業試験場や四国農業試験場では、ウリ科野菜苗の台木としての利用が研究されたことがあります。

| 20:37 | 投稿者 : ushiku |
猛威を振るう特定外来生物アレチウリ

 

ガードレールを覆い尽くすように繁茂する「アレチウリ」が、牛久沼周辺と水田の周囲で猛威を振るっています。アレチウリとは、北米原産の帰化植物で、荒地(あれち)に咲くウリ科の花の意味でアレチウリと名付けられましたが、実もウリのイメージとは全く異なり、鋭い刺(とげ)を持った金平糖のような実を付けます。一個体あたり500個以上が結実し、その9割が発芽し、成長した蔓が500m四方を覆うとされています。海外からの帰化種で日本の風土に適応し、植物を覆いつくし、枯れ死させるため、生態系を狂わせるとして駆除すべきとして外来生物法の「特定外来生物」に指定され、各地で駆除の対象になっています。一見クズのように見えますが、葉も茎も柔らかいです。

| 17:35 | 投稿者 : ushiku |
牛久市観光アヤメ園の株分けが佳境に

 

土木工事のようですが、ここは牛久観光アヤメ園です。現在は株分けの真っ最中。今年は猛暑で多雨のため予定よりも大きく遅れています。今年のノルマは3000坪です。ハナショウブは3年毎に株分けしないと花が咲かなくなります。3年で固くなった圃場は地面が固くなり、掘り起こすのも重労働です。そして、掘り起こした後、「葦」の根を取り除かなくてはなりません。葦の根は地表から30cm以下の地中を横に伸びていく習性があり、太さ15mmほどの真っ白い根を取り除かなくてはなりません。一時間でリヤカーが一杯になるほどのもの凄い根です。掘り起こしが完了すると、次は堆肥を入れて耕起→畝づくり→(別の場所で株分けして苗づくり)→植え付けまでが一連の作業になります。株分けした翌年は、大きな花を付けず、2年目〜3年目が最盛期となります。(株分け:掘り起こして固くなった根を除去、株を苗の状態に切り離し、新たな圃場に植え付けることを株分けと称しています)

| 19:34 | 投稿者 : ushiku |
汚染が進む河川に生息する野生動物が惨め

 

牛久沼に流入する稲荷川の刈谷橋付近の現状です。このところアオコによって、水面は薄い緑色に変色しています。栄養塩(窒素・リン)の流入によって植物プランクトンが異常繁殖し、それを食べる動物プランクトンも増殖していて、川の水中は酸欠状態になっています。鯉をはじめ、稲荷川に生息する川魚は苦しそうに水面に集まっていました。水質汚濁が著しいのですが、稲荷川を縄張りとするコブハクチョウ親子7羽はこのアオコの上を普段通り泳いでいました。コブハクチョウは草食ですが、人間が壊した環境を恨めしく思っているかもしれませんね。

| 20:31 | 投稿者 : ushiku |
秀吉の天下統一に翻弄された牛久城

 

雲魚亭裏の庭園です。このベンチに小川芋銭画伯が座って河童の絵の構想を練ったのでしょうか? 当然ベンチは新しいものですが、この場所から牛久沼が眺望でき、冬には赤富士や黒富士が見えたことでしょう。今では斜面林が鬱蒼と生い茂っているため、泊崎の一部しか見えません。

この場所は牛久城の中核である一の郭、二の郭、三の郭(郭とは戦国時代の城内の呼び方。江戸時代から「丸」に変わりました)から離れていますがここも牛久城内です。天正16年(1588)頃には、秀吉の東国攻めで、小田原北条方の牛久城主岡見氏と秀吉方の下妻多賀谷氏との睨み合いの最前線でした。多賀谷氏は岡見氏の15もあった支城を北から次々と攻略し、泊崎に出城泊崎城を築きました。多賀谷氏は岡見氏の最後の城、牛久城と東林寺城の睨み合いを続けながら、牛久沼に於ける水軍戦も行われたようです。天正18年(1590)に小田原城が陥落し、秀吉の天下統一を成し遂げました。小田原落城とほぼ同時期に岡見氏の城も全て落城。常陸国南部を広く治めてきた岡見氏の時代が終わりました。

| 17:45 | 投稿者 : ushiku |
稲荷川にアオコが大発生

 

稲荷川が大変なことになっています。刈谷橋の上流でアオコが大発生、水面は緑色に見えます。アオコの発生原因は生活雑排水などの汚水によって栄養塩と言われる窒素やリンが川に流れ込み、栄養塩を食べる植物プランクトンが大発生しているのです。ここまで汚れると水中は酸欠状態になり、水面に魚がプカプカと浮上して、酸素を吸う姿が見られました。この場所は刈谷橋の上流で、つくば市になります。牛久市の下水道普及率は、87.4%(水洗化率98.4%)、茨城県61.3%(平成28年度末、H26年末全国31位)。全国平均77.8%ですから極めて高い数値です。ちなみに東京都の普及率は99.5%です。稲荷川の上流はつくば市となりますので、つくば市に牛久沼の水質浄化の取り組みを真剣に取り組んで欲しいと思います。

| 18:54 | 投稿者 : ushiku |
秋分に合わせて咲き出す彼岸花

 

今日は二十四節気の「秋分」です。暦では「秋分の日」の祭日。「秋分」とは、1年を24の期間に分けた「二十四節気」の一つ。昼と夜の長さがほぼ等しくなる日のうち、秋分点と呼ばれる位置を太陽が通過する日のことを言います。秋分点とは地球から見た天体にある、天の赤道と黄道が交わる部分。この秋分点を通過する瞬間を秋分、通過した日を秋分の日としています。そしてお彼岸の中日ですね。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますように、ここまで来ると秋本番です。日に日に気温は下がり、寒暖差も大きくなってきます。城中の稲荷神社(稲荷塚古墳・前方後円墳)にヒガンバナが満開でした。

| 18:00 | 投稿者 : ushiku |
芋銭の小径を飾る曼珠沙華

 

城中の「芋銭の小径」と呼ばれる小径にヒガンバナが満開です。明日は秋分(お彼岸)ですが、この時期に決まって咲き出す花から「彼岸花」と呼ばれていますが、別名が最も多い花ではないでしょうか。別名の代表に「曼珠沙華」、他にも地獄花、葬式花、死人花、などなどあまり縁起の良い名前が付けられていません。これは有毒植物であることから敢えて嫌うような名前になったのかもしれません。しかし、飢饉などの際には、球根をすりおろして真水に晒し毒をとって残ったデンプンを食べました。然るに「救荒植物」と言われています。

| 16:24 | 投稿者 : ushiku |
台風一過、激流の稲荷川

 

台風18号が列島を縦断しました。関東地方にも風雨による影響はありましたが、大きな被害はありませんでした。今朝午前5時30分の稲荷川です。昨夜の降雨で増水した川は白波を立てて流れていました。稲荷川土地改良区の水田は、稲刈りは殆どが終わっていますが、一部稲刈りの遅れたところの稲穂は殆どが倒れていました。稲刈りは苦労しそうです。

| 20:09 | 投稿者 : ushiku |