銀鼠色の牛久沼の畔

 

銀鼠色(ぎんねず)一色に染まった「牛久沼かっぱの小径」です。西高東低の冬型気圧配置は緩んできましたが、寒気は相変わらずです。今朝6時30分の日の出前です。辺り一面霜で真っ白。木道の上は堅い霜でザラザラの状態でした。歩いていても滑ることはなく、歩きやすい木道でした。ここは、5月のゴールデンウィークの時期に「柳絮」(りゅうじょ)が見られます。左右にある「マルバヤナギ」の花が終わると、すぐに綿毛のついた種子が飛び出します。ちょっと風がある方がいいのですが、まるで吹雪のような情景となります。浮遊した綿毛は木道の上に降り積もり、雪の後のようになります。そして、田植えしたばかりの水田は一面真っ白。牛久沼の河畔林として、ここから三日月橋まで、沼畔に見られる珍しい光景です。

「柳絮」とは、晋の時代、謝安が急に降り始めた雪を見て、この雪は何に似ているかと聞いたところ、甥の謝朗は「空中に塩を蒔いたようだ」と言い、姪の謝道韞は「白い綿毛のついた柳の種子が風に舞い散るのには及ばない」と答えたそうです。謝安は姪のことばに感心し「柳絮の才高し」と言ったという故事に基づきます。

*木道の工事で2月1日〜10日まで通行止めになります。

| 10:02 | 投稿者 : ushiku |
待たれる抱樸舎の公開

 

小説「橋のない川」で知られる作家の故住井すゑさんが、戦前から60年余り住んだ城中町の自宅と関連資料が、一昨年6月長女の犬田かほるさんから牛久市に寄贈されました。ご存じ「抱樸舎」と呼ばれ、学習会が開かれた小ホールも含まれています。市は残された原稿や写真などを整理し、2021年をめどに記念館として公開予定です。長女の犬田かほるさんは昨年1月、お亡くなりになりました。

寄贈されたのは、「抱樸舎」のほか、牛久沼を見下ろす高台に建つ木造2階建ての自宅、渡り廊下でつながった木造平屋の書斎と約2千平方メートルの敷地です。現在は整備中で公開が待たれます。

 

| 08:17 | 投稿者 : ushiku |
国道6号牛久土浦バイパスの通過地点現況

 

午前7時10分、今朝も冷え込みました。霜で真っ白になった準用河川・根古屋川(ねごやがわ)中流です。ここに仮設の橋が架けられました。ここは国道6号牛久土浦バイパスの通過地点です。中央の橋の両側には大きな橋脚が建設中です。左が国道6号、右が先日発掘調査の終わった「山王前遺跡」です。市内でも最も綺麗な川として知られている「根古屋川」、そして写真右手には里山があり、そこにはオオタカやフクロウも生息し、豊かな自然が残されていました。しかし、この環境も大きく変わろうとしています。

| 16:04 | 投稿者 : ushiku |
砕氷船になったコブハクチョウ

 

1月11日午前7時、稲荷川が再び凍結しました。今朝の気温は摂氏0度でしたが、明け方はもっと冷え込んだのでしょうか。5mmほどの厚い氷でした。そこに牛久沼から飛んできたコブハクチョウ二羽(成鳥のカップル)が着氷しましたが、凍結で混乱。まるで、砕氷船が氷を割って進むような光景が見られました。前にいるのが雄で、全身をつかって氷の上に乗り、首を前に伸ばし全体重でバリバリ、ピリピリと音を立てながらゆっくり進んでいきました。稲荷川のファミリーは今年三羽を孵しましたが、昨秋に幼鳥はすべて巣立ちを終えています。現在は三カ所に分かれて行動をしています。いずれも牛久沼周辺の葦原を塒としているようです。親と二羽の兄弟は別行動。そして、虚弱児で親から見放されていた一羽の幼鳥は元気になって、兄弟とは別行動をとっています。

| 14:08 | 投稿者 : ushiku |
牛久沼の水鏡

 

1月10日午前6時39分の牛久沼です。49分が日の出ですから、日の出10分前です。地平線上には雲がありませんが、上空には厚い雲があり、風もなく静かな湖面に「水鏡」(すいきょう、みずかがみ)という美しい光景を見ました。天気俚諺(てんきのことわざ)で、「朝焼けは雨」というのがありますが、日の出直後から真っ赤な朝焼けが見られました。天気は諺通りには進みませんでしたが、日射しのない寒い一日になりました。ちなみに撮影した時間は氷点下4度。最高気温6度でした。この寒さで稲荷川は半分凍結していました。(撮影場所:牛久市庄兵衛新田町から国道6号方面)

 

 

| 17:34 | 投稿者 : ushiku |
富士山のビューポイントが減ってきた

 

今日は西高東低の冬型の気圧配置か崩れだし、大陸の高気圧が日本列島を覆ってきました。そのため、強い西風が吹き、体感温度を下げました。真冬に季節風が吹き荒れますと、富士山が綺麗に見られます。この場所は牛久沼の泊崎(西谷田川左岸)から16:43の日没です。以前は牛久から富士山の見える場所が何カ所かありましたが、新地(弘化新田)の樹木が生長し、ビューポイントは減少しています。牛久の中心部から見えるのは牛久駅周辺のマンション高層階。JR田宮跨線橋の上。6号沿いの牛久沼湖畔。見られなくなったのは雲魚亭付近、孟宗竹の繁茂によって眺望が利かなくなりました。そして、田宮町番外といわれるつくば市との境界付近で、富士山の上部がやっと見られた場所が二カ所ありましたが、前述の樹木の生長で現在は見られなくなりました。現在牛久の平地から見られる場所はほぼ消滅。牛久沼の泊崎(つくば市)の西谷田川左岸と6号国道牛久沼湖畔(竜ヶ崎市)だけとなりました。

| 19:23 | 投稿者 : ushiku |
逆転層によってたなびく煙

 

今朝7時の新地町付近の稲荷川右岸です。新地方向から細い煙がたなびいています。この煙は逆転層によって発生した「煙霧層」といいます。晴れた夜間に放射冷却によって地面付近に重たく冷たい空気が溜まり、その上に、相対的に暖かい空気がある状態を逆転層と言います。逆転層では、空気がとても安定しているため、攪拌が起こりにくく空気がよどみます。そのため、逆転層発生時に焚き火をすると、その煙は、地面付近に溜まった重く冷たい空気の層内を抜け出すことができず、横に広がると言うわけです。今朝も冷え込みは厳しく、稲荷川は薄氷が張っていました。

| 13:54 | 投稿者 : ushiku |
国道6号牛久土浦バイパスで潰された山王前古代遺跡

 

昨年12月2日に説明会のあった「山王前遺跡」の現況です。国道6号牛久土浦バイパスの工事に伴い、埋蔵文化財の発掘調査が茨城県教育財団によって行われていましたがすべて終わり、仮設の事務所も撤収されました。その山王前遺跡には、7000年前の縄文時代の住居跡が発掘され、竈の跡や「煙道付炉穴」などほかでは見られない多くの特徴がありました。しかし、一月後の現在は、発掘された遺跡の形状はすべて崩され、ただの穴という状態になっていました。古代遺跡がこのような公共工事の名の下に破壊されてしまうのは本当に残念です。この遺跡は、保存されない遺跡として「整理遺跡」となります。調査結果は今月6日から、茨城県立歴史館(水戸市)で、昨年一年間の県内の発掘調査の調査報告展で報告される予定です。

| 18:15 | 投稿者 : ushiku |
銀鼠一色のアヤメ園

 

今朝も冷え込みました。午前6時には氷点下3度。稲荷川は再び凍結。牛久沼も湖岸は薄氷が張っていました。所々氷の無いところには水鳥が集まってラッシュアワーのような賑わいでした。写真は牛久市観光アヤメ園です。池は厚い氷に閉ざされ、園路は「銀鼠」(ぎんねず)の一色に染まっていました。この寒波をもたらしている西高東低の気圧配置はまだ暫く続きそうです。

| 09:12 | 投稿者 : ushiku |
凍結した稲荷川

 

今朝午前5時45分には氷点下3度を指していました。西高東低の冬型の気圧配置が居座り、一日中北西の冷たい風が吹き荒れました。

午前6時30分、明るくなってきた稲荷川は珍しく凍結していました。普段は賑やかな稲荷川の冬鳥(オオバン、カルガモ、ヒドリガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハシビロガモ、カワウ)等々の姿は何処に行ってしまったのでしょうか。凍てつく稲荷川に、水鳥は見向きもせず、安全なところで羽を休めていたのかもしれません。写真は新地側から刈谷側を見たところです。

| 19:24 | 投稿者 : ushiku |