日本の固有種に影響を与える高砂百合

 

タカサゴユリ(高砂百合)咲き出しました。道端の道路の目地、空地、家庭菜園など種子で増えるため、年々拡大しています。タカサゴユリは、大正時代後期に台湾から園芸用として持ち込まれたものが逸出して野生化しました。国内固有種のテッポウユリとの交雑によって生態系に大きな問題が発生しています。日本は原種ユリの宝庫なんです。外来種によって、貴重な原種に影響が出ることは食い止めなければなりません。タカサゴユリは、種子によって増えるため、空き地、道端、道路法面など野生化が問題になっています。環境省では、緑化資材にしない、見つけたら刈り取るか、抜き取るようにとの事ですが、広報が大きく不足しているような気がします。また、最近では、園芸用にタカサゴユリの交配種「シンテッポウユリ」というユリが作出されましたが、これも問題になっています。環境省では、この新品種を「総合対策外来種」としてマークしています。いずれ、「特定外来生物」に指定されるかもしれません。

| 18:47 | 投稿者 : ushiku |
秋の七草の朝顔ではなかった朝顔

 

連日の猛暑と熱中症アラートには危険を感じます。この時期、人々に元気を与えてくれる「あさがお」はどんなに暑くても、爽やかな朝を知らせてくれます。「万葉集」には「あさがほ」として秋の七草として登場しますが、この「朝顔」は「桔梗」のことを指します。朝顔のタネは「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ、千年以上も前に薬用として中国から渡来したヒルガオ科の一年草です。花は晩夏から秋の早朝に大きな漏斗状の大きな花を開き、人々の目を覚まさせてくれます。

| 15:52 | 投稿者 : ushiku |
蝉時雨の森で森林浴をしましょう

 

連日の猛暑、熱中症アラートとか、昔の秋とは大きく変わってきました。秋は「三秋」と言われ「初秋」「仲秋」「晩秋」に分けられます。初秋は概ね陽暦の8月にあたります。初旬はうだるような暑さで、夏が去ることを忘れたのではないかと思いたくなるような日が続きます。しかし、秋の気配はそんな日々の中にこっそり忍び込んでいるのです。空調が整っていない時代に病気で倒れると、過酷な夏を乗り越えられるかどうかが寿命を左右しました。そのため、初秋の到来やわずかに感じる秋の気配は、大きな希望をもたらしたといわれています。コオロギが鳴き出し、ヒグラシの声を聞き、秋の七草を見ると、どんなに暑くても、秋の訪れを感じます。森の中は蝉時雨。アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシの大合唱です。日向では眩暈がするほど暑さが身に沁みますが、森の中では蝉の声と樹々から発散される「フィトンチッド」を浴びて、森林浴はいかがですか。

| 16:34 | 投稿者 : ushiku |
リアルな案山子

 

稲穂が膨らんできた田んぼの中で作業をしている人を見つけました。雑草でも抜いているのかとよく見ると現代の「案山子(かかし)」でした。本当にリアルです。昔の「一本足の案山子」とは違い、農家のおじさんとおばさん。服装もそのままの普段着です。これなら害鳥を追い払うことが出来そうです。そろそろ錦秋、9月初めには稲刈りが始まるでしょう。台風が来ないことを祈ります。

| 17:48 | 投稿者 : ushiku |
稲荷川の除草が始まった

 

多くの市民が散歩する稲荷川の川べりの道路です。これまで、アシやマコモが伸びすぎて水面も見えない状況でしたが、刈り払いが始まりました。あっという間にきれいになるため、どんなマシンなのか興味がありました。そして、今朝、そのマシンが動いていました。刈り払い機やバロネスといったマシンではなく、大型の重機でした。アームの先端についたユニットで、アシもマコモもあっという間に粉々に刈り取っていきます。しかも、刈り取ったものは集めることなく、粉々になっていますので、そのまま土手に引き詰められていました。このような大掛かりな除草は年に二回ほどでしょうか。

| 18:33 | 投稿者 : ushiku |