七十二候「鴻雁北」

 

今日は二十四節気「清明」の七十二候(次候)「鴻雁北」(こうがんきたへかえる)です。日が暖かくなり、雁が北へ帰って行く頃。青森県津軽地方に「雁風呂」(がんぶろ)という民話が残されており、春の季語になっています。秋に雁が海を渡って来るとき、海面に浮かべて休むため小枝を咥えてきますが、浜辺にたどり着くとその枝を落とします。次の春には同じ枝を浜辺で拾って北へ帰るはずが、浜にはまだ残った枝が。それは、冬の間になくなった雁のもの。浜の人は供養のため、枝で焚いた風呂を旅人にふるまったと言われています。村人のやさしさが伝わってくる素晴らしい民話ですね。写真は今朝の5時、西の空です。雁の群れは北に向かっているような気がします。飛んでいる鳥は雁かどうかは不明ですが、雁はV字編隊することで知られています。冬鳥は北へ帰り、夏鳥は続々と日本にやってきています。すでに燕を見かけました。

| 17:14 | 投稿者 : ushiku |
国道6号牛久土浦バイパス根古屋工区の現況

 

国道6号線牛久土浦バイパス、根古屋工区の現在です。根古屋川の流域は地盤が悪く、地盤固化剤等が用いられたはずで、かなり長い期間、地盤の固化工事が行われていました。そして、橋脚が建てられ、その上に橋桁が載せられています。写真右が現6号です。左に進むと、元山王前遺跡を削り、一度谷を橋脚で渡り、大手門付近から切土で三日月橋生涯学習センター東側を通過して稲荷川に出ます。この先どれほどの期間を要するか分かりませんが大きく景観が変わろうとしています。

| 15:33 | 投稿者 : ushiku |
細長〜い放射霧

 

午前6時の稲荷川です。今朝も薄っすらと霜が降りていましたが、陽が昇ると気温も徐々に上がっていきました。川面にまるで煙がたなびくように川霧が細く立ち込めていました。川全体ではなく左岸だけです。これは放射冷却によって発生した川霧(放射霧)です。放射冷却とは、特に天気予報では、地面の熱が放射によって奪われ、気温が下がることを指します。昼間は、太陽の熱で地面は温められますが、一方、夜間は太陽が出ておらず、昼間に地面が太陽から受け取った熱は、放射によって宇宙へ戻っていきます。その際、地面とともに周りの空気も冷やされ、気温が下がります。特に晴れた夜は、熱の放射を遮るものがないため、放射冷却が進みます。しかし、曇った夜は、放射された熱が雲によって遮られるため、宇宙まで戻りにくくなります。風が弱く、よく晴れた夜間には放射冷却によって、地表付近の空気が冷やされ、空気中の水蒸気が凝結し、霧が出現することがあります。この放射冷却によりできる霧は放射霧と呼ばれています。

| 17:23 | 投稿者 : ushiku |
葉桜の稲荷川外提

 

穏やかな週明けになりました。清明を過ぎ、海も山もすべてのものが春光に包まれ。明るく長閑な様子を「麗か」と言います。古くは「うらうら」といい、それが「うらら」と省略され、接尾語がついたと言われています。また「うらうら」の語源である「うら」は、心や心のうちを表す言葉です。「春のうららの隅田川」で始まる馴染み深い歌曲にもあるように「春うらら」というと、春の陽気な気候だけにとどまらず晴れやかで明るい心情的なところも加味して用いられます。そんな季節になりました。写真は午前6時の稲荷川外提です。ソメイヨシノは花吹雪、水面では花筏。あっという間に散りだして、今日の夕方にはほぼ葉桜になっていました。

| 17:10 | 投稿者 : ushiku |
人知れず咲くシャトーの御衣黄

 

牛久シャトーのソメイヨシノは散りだしましたが、異色の桜が咲きがしました。黄色い桜「鬱金(ウコン)」と緑色の桜「御衣黄(ギョイコウ)」(写真)です。シャトーの桜は、ソメイヨシノばかりが注目されていますが、この二つの桜は、とても綺麗です。桜の原種と言いますと、ヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンです。原種の桜は種子ができますが、花の豪華さを求めて人間が作り出した桜は種子ができません。特に八重で美しさや形の変化を珍重する桜、「関山(かんざん)」、「御衣黄(ぎょいこう)」、「雨情枝垂(うじょうしだれ)」、「普賢象(ふげんぞう)」、「祇女桜(ぎじょざくら)」、「一葉桜(いちようさくら)」などなど。これらの桜は品種改良を重ねた結果、桜は「その代償に結実する能力を失ってしまいました。ソメイヨシノはその代表格です。

| 17:29 | 投稿者 : ushiku |